きのうの星屑に願いを (ラズベリーブックス) (ラズベリーブックス カ 1-4)
- 竹書房 (2009年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (543ページ)
- / ISBN・EAN: 9784812439982
感想・レビュー・書評
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幽霊ヒーローx城好きヒロイン
ヒーローが物体に触れられない幽霊ということもあり
2/3くらいまでHOTシーンなし。
それでも文句なしに面白かった!
褒めて貰うのが好きなヒーローがかわいい。 -
ド・ピアジェ家シリーズ4作目。1作目「わたしの黒い騎士」でお茶目な魅力を振りまきながらジリアンにまとわりついて大いにクリストファーをイラつかせたロビン伯爵の次男ケンドリックが、なんと幽霊となって700年後のお話。自由の身になるため宿敵、元婚約者の子孫ジュヌヴィエーヴをおびき寄せたのだが、いつしか愛し合うようになった二人。幽霊と生きた人間、これからどうなる?っていう物語だが、ケンドリックの魅力は幽霊になっても健在。ジュヌヴィエーヴも生き生きとしていて可愛らしく、執事のワージントンもその他大勢の幽霊たちも愉快でなかなか楽しめる作品。再読。2015.2
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図書館の本 読了
内容(「BOOK」データベースより)
サンフランシスコに住むジュヌヴィエーヴは、ある日突然、イギリスの城と莫大な財産を相続することになった。半信半疑のまま訪れた彼女を待っていたのは、すばらしい中世の城。だがそこには無愛想な執事と、夜な夜な「出て行け」と脅す鎧を着た血まみれの幽霊がいた!幽霊の正体は、700年以上前に婚約者の裏切りで殺された騎士ケンドリックで、婚約者の子孫であるジュヌヴィエーヴが城を手放せば呪いが解け、自由の身になれるという。しかし、明るくめげないジュヌヴィエーヴとつい楽しく話してしまううち、ケンドリックは彼女と過ごす時間がかけがえのないものだと思うようになっていった。一方、これまで仕事に熱中しすぎて一度も男性とつきあったことのないジュヌヴィエーヴも、ケンドリックの男らしさと思いがけない優しさに惹かれていく…。触れ合うことすらできない二人の恋の行方は?リン・カーランドのリタ賞受賞作。
うん、いい作品。
パラノーマルはなかなかいいと思える作品にめぐり合えないのですが、おもしろかった。
変なつじつまあわせ?も少ないし、ジュヌヴィエーヴのためらいも喜びも、ケンドリックスの怒りもよくわかる。
さすがRITA賞受賞作だわ。
Stardust of yesterday by Lynn kurland -
〈騎士シリーズ 4〉古家・古城の修復専門家ヒロイン。古城の幽霊ヒーロー。
そんなバカなって展開のカップルなんだが パラノーマルになれすぎたのか違和感なく読めた。 -
そうか、ド・ピアジェの第一作なのか。
幽霊と人間の恋、というのはめちゃくちゃ荒唐無稽。なのに泣ける泣ける。・・・やはり結ばれない二人、というのは永遠のテーマなわけで。
一体どうやって結末に持っていくんだ?と思っていたら、そうか、その手があったか。やはり自己犠牲の精神、というのは永遠の切り札なわけで。
コリンの幽霊が出てきた辺りは、もう、最高です。