お姉ちゃんが来た 4 (バンブーコミックス)

著者 :
  • 竹書房
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (115ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812485354

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  • 978-4-8124-8535-4 117+2p 2014.3.31 初版1刷

  • 親の再婚により、義姉が出来ました
    その義姉は美人で、重度のブラコン
    そんな義姉さんからの愛の囁きと過剰なボディタッチ、濃厚なハグは日常茶飯事
    ここだけ紹介すると、どんな成年漫画ってツッコミが来そうだが、エロは一切なし(セクシーな描写は少なくない)で、義姉弟の日常を主軸にしたドタバタコメディなのでご安心を(がっかりする人もいそうだけど)
    絵柄が正道の可愛い目系で、テンションとテンポが良いので読みやすい
    その一方、内容がコメディチックながらも、一香と朋也くんの義姉弟の関係性を左右する境界線を引く位置、マリナの想い人へ届かず、受け取ってもらえないキモチ、美奈ちゃんの年頃の女の子らしい『頑張り』など、話が進んでいく上で蔑ろにしてはならないポイントをしっかりと押さえているのは好感度が高い
    謎多きながらも、何だかんだで良識あるお母さんの存在は、色んな意味で大きい、マリナの成長が止まらない乳くらい
    何気に、正鵠を得ている発言をかます、ポジティブ自称美少年の美鶴の存在も忘れちゃならない
    今後、新キャラが登場するのなら、あのルリちゃんがベタ惚れるまではいかないにしても、一緒にいて苦じゃなくて、なおかつ、二、三日ほど顔を合わせないと淋しくなるくらいの、見た目はちょっとナヨナヨしているけど包容力のある、決めるべき時は決める兄貴系で

  • 「お姉ちゃんが来た」も第4巻。
    一香の弟ラブ路線は突っ走りつつも、洞察力のある女性として描かれている、ルリと一香の母の発言や行動が鋭い。ピュアで一直線な女性である一香やマリナと対比させている点もなかなか良い。
    ラブコメディとして複雑な関係が背景に出てきて面白さを醸し出しているが、決して暗い感じではなく、4コマ漫画らしいテンポの良さでコミカルにまとめている点も読了感の良さを醸し出している。

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