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- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784812491867
感想・レビュー・書評
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前半と後半がかなり趣向違っている。面白く読めた。
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黒木あるじパートと、松村進吉パートのコントラストが強すぎて、一冊の本というよりは、別の書籍を一冊にしたような印象を受ける。
いわゆる王道に近い、心霊寄りの怪談を提供する黒木に対して、松村は精神的な恐怖を綴っている。どちらに惹かれるのかは好みが分かれるところなのだろう。
個人的には、松村は新しいもの狙いすぎているような気がする。
怪談のオチを読者にストンと落とすのではなく、じわりと染むような効果を狙った言い回しが多く、結果的に読後感がクリアではないのが残念。 -
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