ウバールの悪魔 上 シグマフォースシリーズ0

  • 竹書房
3.65
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本棚登録 : 390
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812497340

感想・レビュー・書評

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  • ジェームズ・ロリンズによる、のちのシグマフォースシリーズに繋がる作品。
    本作にて登場するペインター・クロウはのちのシグマフォースシリーズで司令官となっているが、本作ではまだ若き隊員時代のペインターが描かれている。
    のちのシグマフォースシリーズでもシグマフォースは結構ギルドのセイチャンらに出し抜かれて危機を招いたりするが、本作でもペインターはその例に漏れず、出し抜かれて危機に陥る。しかもその敵は長年パートナーとしてともに戦ってきたカサンドラだった。
    ペインターの先を読み、あらゆるトラップを仕掛けていくカサンドラ。その裏で糸を引いているギルドとさらにその先に何があるのか、気になって仕方がない。
    日本では発表順が後先になったが、もともと本作が書かれた後に「マギの聖骨」からはじまる一連のシリーズが書かれている。しかし、すでに一連のシリーズに共通する要素がふんだんに盛り込まれており、その世界観に十分に浸ることが出来る。

  • シグマフォース・シリーズの原点。
    今ではシグマフォースの司令官をやっているペインター・クロウが、現役隊員だった頃のお話。

    シリーズを通して読んでいる人には、ムフフなお話ですね!

  • 適度にミステリー要素もあり、テンポもよく、面白い。下巻に期待。

  • 2000年前の古代遺物に隠されていた鉄の心臓と、反物質の安定化。マリアの処女懐妊と、門を守る女だけの部族。豊富な科学知識による詳細な説明と、数々の古代前説を織り交ぜ、荒唐無稽とは思えないリアルさを描き出している。

    話の構成は、アクションとして割りと単純で、シリーズの本編ほど史実をからめていないが、下巻からのマニアックな科学知識は興味深く、面白かった。

    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3256.html

  • yonda...

  • シグマシリーズの1番最初にあたる
    。最初のカサンドラとの駆け引きなどは面白く読める。

  • アラビア半島の先、砂漠の国オマーン。砂に埋れて隠されていた物は何か。どこに隠れているのか?イギリスを出発した一行の旅程はどうなっていくのか

  • 2013.11.19読了。

  • シグマフォースシリーズ0
    スペンサーが主役
    最初は読み進みづらかったが、後半、歴史の謎が絡んでくると面白くなってきた

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著者プロフィール

[著]
ジェームズ・ロリンズ
James Rollins
1961年イリノイ州生まれ。1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化。歴史的事実に基づきつつ、最新の研究成果や科学技術を取り入れて構成した緻密なストーリーには定評があり、アクションシーンの描写でもアメリカで一、二を争う作家との評価を得ている。「シグマフォース・シリーズ」から派生した、元兵士のタッカー・ウェインと軍用犬ケインを主人公とする「タッカー&ケイン・シリーズ」(グラント・ブラックウッドとの共著)は、『黙示録の種子』『チューリングの遺産』の二作が刊行されている。また、少年少女向けの冒険シリーズとして『ジェイク・ランサムとどくろ王の影』を執筆している。
ジェームズ・ロリンズのオフィシャルサイト
■http://www.jamesrollins.com

「2022年 『セドナの幻日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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