ウバールの悪魔 上 シグマフォースシリーズ0

  • 竹書房
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感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (462ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812497340

感想・レビュー・書評

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  • "ジェームズ・ロリンズさんのシグマフォースシリーズは、毎回歴史と科学を融合させた冒険活劇で読者を楽しませてくれる。
    今回は、いつもの主人公ではなく、上官として登場しているペインター・クロウがまだ若かりし頃の話。
    いつもは、グレイソン・ピアースを中心に相棒のモンク・コッカリス、キャット・ブライアントらの活躍が見れるのだが、今回は今のところ登場はしていない。
    その昔、落下した隕石で作られた遺跡が破壊された。場所はイギリスの博物館。その謎を解明するために、砂漠の中に埋もれて消えたといわれているウバールという都市を探し出す。
    連休中の楽しみの一つ。早速下巻を手に取ろうと思う。"

  • 読書録「ウバールの悪魔(上)」3

    著者 ジェームズ・ロリンズ
    訳 桑田健
    出版 竹書房文庫

    p311より引用
    “ しばらくして、クレイが口を開いた。
    「ウイスキーは飲み物で、水は戦うものであ
    る」”

    目次から抜粋引用
    “雷雨
     砂と海
     二つの霊廟”

     機密部隊・シグマフォースの活躍を描いた、
    長編アクション小説。シリーズ第0弾。
     大英博物館、大雨の夜に館内を巡回する警
    備員。侵入者の気配を感じ、確認に向かった
    が…。

     上記の引用は、中東の紛争についての一節。
    カッコ内はマーク・トウェインの言葉だそう
    です。どれ程物にあふれて豊かでも、空気と
    水が無ければまともに生きられませんね。
     原作はこの話から始まっているようなので、
    実質第一弾となります。その後のシリーズで
    司令官として登場するペインターが、現役の
    隊員として活躍しているからかもしれません。
    それ以降の主役メンバーが出ていないのも、
    理由の一つなのだそうです。下巻のあとがき
    に書いてありました。

    ーーーーー

  • 反物質かぁ…。いろいろな本で使いまわされたネタなので、やや残念。あと、これだけ連続で読んでいると、ある場所で謎を解くと次の場所が示されるっていう展開が、マンネリ化してきてしまった。
    下巻でワクワクできるといいなあ。

  • 下巻でまとめて

  • コード0 ペインターの過去が、みれる。

  • シグマフォースシリーズの一冊。
    シグマフォースシグマフォースとはDARPA(国防高等研究計画局)直属の特殊部隊であり、米軍のエリートより選抜され学術分野において高い水準の専門教育を受けた”殺しの訓練を受けた科学者”と形容される隊員により構成されている。
    このチームが世界各地の古代の謎に挑むといった内容である。
    ミリタリーアクションを追加したインディ・ジョーンズといったところだろうか。
    今回は、シバの女王が統治していたといわれる失われた古代都市ウバールを探し出すのが任務である。
    冒頭の大英博物館での謎の大爆発から始まり、スリリングな展開とアクションシーンで読者を捉えて離さないストーリーである。著者はアクションシーンの描写で定評があるとの事であったがうなずける気がした。
    インディ・ジョーンズとミリタリーアクションものが好きでエンターテイメント小説を楽しみたい人にはお勧めである。

  • 前回読んだ作品で、セカンドヒーローを演じたペインターが主役。シリーズの先駆けに当たる作品なので「0」番が当てられている。テンポや流れは明確。下巻が楽しみだ。

  • シグマフォースシリーズの第0作という位置づけで、後の司令官、ペインター・クロウが活躍する。アラビア半島に眠る驚異のエネルギーを巡る攻防。

  • 歴史と最新科学そしてアクション。楽しめる。ペインター・クロウがどんな顔をしているのか気になる。

  • シリーズで言うと、マギの聖骨前にあたる本作…時系列順に読み直したくなってきた

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著者プロフィール

[著]
ジェームズ・ロリンズ
James Rollins
1961年イリノイ州生まれ。1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化。歴史的事実に基づきつつ、最新の研究成果や科学技術を取り入れて構成した緻密なストーリーには定評があり、アクションシーンの描写でもアメリカで一、二を争う作家との評価を得ている。「シグマフォース・シリーズ」から派生した、元兵士のタッカー・ウェインと軍用犬ケインを主人公とする「タッカー&ケイン・シリーズ」(グラント・ブラックウッドとの共著)は、『黙示録の種子』『チューリングの遺産』の二作が刊行されている。また、少年少女向けの冒険シリーズとして『ジェイク・ランサムとどくろ王の影』を執筆している。
ジェームズ・ロリンズのオフィシャルサイト
■http://www.jamesrollins.com

「2022年 『セドナの幻日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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