- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813012061
感想・レビュー・書評
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ジャンルは警察小説にしようか迷う感じ。
お義兄さん、とてもよいキャラです。
物静かで一本芯が通ってて穏やかだけれど、やはり官僚とはいえ「警察」を志すだけあって心の中には闘志があるというか。
孤独で寂しい、という言葉を言わせた江波くんもよいキャラでした。素直な彼が篠塚のオアシスみたいな存在になるといいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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エスシリーズから義兄さん好きだったけど、やっぱり大好きだ。・°・(ノ∀`)・°・。シリーズで一番この本が好き。なんてことない場面で涙が溢れてきたのが5回ほどあった…。義兄さんに限っては申し訳ないけどラブがなくて良かった。椎葉と宗近も元気そうで良かったし江波もまっすぐで好き。これからも篠塚に会いに行って欲しいな。結婚だけが幸せじゃない、篠塚には本当に幸せになってほしい(。pωq。)
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年下攻め13歳差
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エスシリーズの隠れた主役^_^篠塚義兄さんのその後を描いた本作。BL小説というより篠塚の人生を描いた人間ドラマとして読ませます。
ラスト自らの人生を寂しいと言いながらも、それが自分の生き方と決めた彼の読後に漂う切なさに目頭が熱くなります。安易なBL展開にならなかったのは、長い間彼を見てきた中の英田さんの深い思いがあると思います。これこそが篠塚なのだろうな、と。去る者を見送り最果ての空を眺めて何を想うのか。エスシリーズ完結に相応しい秀作です。 -
一人で生きて行くと決めている篠塚が…江波が「寄り添いたい」と思うのも無理はないが、仮に妻を失わず普通に妻子の夫として生きていたら、江波は果たして好きになったろうか、とも思う。篠塚と言う人間そのものの魅力はあるとしても題名が示すものは…。一人が孤独だ、と江波に口に出して言った事、と言うのは非常に大きな事だ。あとがきでも書かれていたが、江波が根気よく篠塚の身近にいる人間で居続ければいつかは想いが叶うかもしれんよ、と…。人恋しい・ぬくもりが恋しい時に、タイミングよく傍に居られれば…もうちょっと篠塚に咀嚼する時間・要!タイトルの「最果ての空」、最果ての空の下でも篠塚は一人でいる路を選んだ、ってことなのかなぁ、と思うと途轍もなく寂しい。普通に、警察モノとして楽しめたわー、関連作でBLだからと言って江波の想いが遂げられない処がリアルで。
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エスシリーズからデコイまでずっと微妙に皆勤賞の篠塚兄!やっと主人公でっせ!エロなし警察サスペンス!事件自体はあれってカンジでしたが・・・。兄さんの椎葉に対する想いとかもうちょっと書いてもいいんではないでしょうか・・・と期待した私が悪いのか(ToT)
とうとうエスシリーズ終わりました。
警察も極道も微妙に似ているんですが・・・ -
やっときた篠塚さんメインのスピンオフ。
彼には幸せになって欲しい声が殺到していたという作者の後書きに納得。
寂しいことが分かっている篠塚さんは本当に強い人です。
ラストの宗近と椎葉が救いだったかも。
エスシリーズ最後の作品。