nez [ネ] (SHYノベルス291)

著者 :
  • 大洋図書
4.06
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本棚登録 : 541
感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784813012580

感想・レビュー・書評

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  • 榎田先生の新シリーズ。
    鼻の利くだらしのない男と元エリートで潔癖症のゲイ。
    変わらぬエンタテインメント性とテンポのいい文章の流れは流石。
    今回もいい意味で期待を裏切ってくれました!
    2人の掛け合いは交渉人シリーズとはまた違う風味がありますね。
    一話完結なので読みやすいです。
    次が待ち遠しい一気読み推奨作品。

  • あいかわらずエンタテインメント性が高くて一気読みしてしまった… そして、二人はリバでいいとおもうよ?今考えると交渉人の芽吹とじゅえつ君もリバでいいよね。ってかもーエロいらないかもw先に読んだヘブンノウズの渋澤先生と年齢同じなのに受ける印象全く違う~作家さん違うから当たり前だけどおもしろー(^^) あ、一個だけ残念だったのは湖水きよ先生のネクタイのノットの描き方…(・ω・`

  • テンポのいいストーリーが読んでて楽しい。相性診断サービスっていう特殊なお仕事がテーマ。元公安の無愛想潔癖症と女の子大好きで異常に鼻が利くだらしなーい男の話。続きの伏線が色々張られてますねー

  • 榎田先生らしい楽しいお話でした。
    嗅覚が敏感な人ならでは、のストーリーが続編に期待させられます。

  • 榎田センセの新シリーズは、異色のバディもの。
    今回も、テンポのいいセリフのやりとりが爽快です。
    交渉人シリーズのようにごっちゃり登場人物が出てきて、皆それぞれ個性的です。キャラ立ちはいつもどおりにハッキリしていて、大勢登場しても見分けがつくので、そこは安心。
    メインの二人もアクが強い!イラストもすごく個性的。まだ未知数なところが大きい湖水きよセンセです。10年飼ってる犬のハナシには同情&爆笑!

    潔癖で神経質でKYな元公安の鷹目兆×勘がよくてだらしなくてお調子者の燕千里。34歳タメという立派な大人コンビなのに、ふたりのやりとりはすごく大人げなくて面白かったです。エリート街道まっしぐらにいけるだけの能力がありながら、その残念な性格で断念せざる得なかった鷹目。
    導入と途中半分はこの鷹目視点で、仕事をすることになったCASや、相棒になる千里のことが明らかになっていくんですが、彼にはさんざん笑わせてもらいました。鷹目って、ほんとに空気読めていません。
    そして後の途中半分は、いい加減で軽くて、でも特殊な能力がある、愛され系の千里の一人称で進行という、いつもの榎田センセらしい展開になっています。千里はああ見えて実は老犬に対して必死になって泣いてしまうくらい情があります。鷹目同様ほろっとさせられました。実はなにやら背負ってるものがあったりして。
    双方からの描写なので、その場の状況や、互いが互いをどう思っているかがわかりやすいのがよかった。一方からだとこの二人の場合、とても正確には把握できそうにないしw

    ストーリーですが、本編の面白味が無くなるので詳しくは書けませんが、一話完結でシリーズ化のようです。事件性は無し。それよりほとんど強制的にバディを組まされた二人の息が最初全然合っていないのに、嫌々仕事をするうちに、あれ?けっこうお似合い?という状況になっていくところが笑えました。しかも、なし崩し的なところが妙に面白かった。千里の言い草に関しては、多分そういうことなんだろうなと序盤からわかっちゃいましたけどね。
    意外に本人たちよりも周りの女性陣がわかってるようだったり、腐的だったりしてるのもいいです。
    エロ的にはまだ序盤戦。けっこうニヤつけます。
    千里のああいう特殊能力はデ○ワンコとか、那州雪江センセのでありましたね…
    でも、榎田流に、どう味付けして面白く読ませてくれるのか、そこが腕の見せ所だと思いますね。続きは来年春らしいので、期待しています。

  • 最後の展開が予想範囲内でしたがそう来たか! と思いました。

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著者プロフィール

東京都出身。2000年、「魚住くん」シリーズ第1作となる『夏の塩』でデビュー。以降、多彩なテイストの魅力的なボーイズラブ作品を世に送り出している。代表作としては「交渉人」「漫画家」「Nez〔ネ〕」各シリーズなど多数。榎田ユウリ名義でも「宮廷神官物語」「カブキブ!」「妖き庵夜話」「死神」各シリーズなどを発表し、読者から熱い支持を得ている。

「2022年 『threesome』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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