- Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813012702
作品紹介・あらすじ
中東の豊かな国サルマーンの王族に日本語を教えにやってきた東雲莉央は、その日、驚くべき事実を知る。莉央は日本語教師としてではなく、王族の花嫁として迎えられたというのだ。男の自分が花嫁に。騙されたことに憤り、日本に帰ろうとした莉央だが宮殿の執事である冬威に、名門でありながら、財政的に苦しい東雲家を救うためと説得されてしまう。宮殿に残った莉央を待っていたのは初夜のための冬威のスパルタレッスンだった。負けず嫌いの莉央とクールな執事の花嫁レッスンが始まる。
感想・レビュー・書評
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執事×没落名家子息
中東の王族に気に入られた莉央は日本語を教えるためにサルマーンへ。
しかしそこで聞かされた莉央招聘の理由は日本語教師などではなく王族の花嫁としてだった!
そして身の回りの世話且つ莉央に花嫁としてのレッスンをするのは執事のトーイ。
冗談じゃない!日本に帰る!そう思った莉央だったが、かつては名家と言われた家も今や没落状態で、手持ちの資産を切り売りしている始末。高額な報酬を前に覚悟を決めるしかなく…
所作から夜伽までなんでも教えてくれるトーイはどこまでもポーカーフェイス。
しかし彼は執事としてプロフェッショナルであり、顔色ひとつ変えずに莉央にあれやこれや仕込みます。
覚悟を決めた莉央だったけど、土壇場でトーイへの気持ちに気付いて…
面白かったけど、まぁありがち感は否めませんかね。気の強いボンボンが反発しながらも執事に色々仕込まれるお話ね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
攻め:執事・冬威
受け:大学生(花嫁?)・莉央
没落しかかった実家の助けになればと日本語教師のバイトのつもりでサルマーンというアラブの国に来てみたら、実は花嫁に請われていたと知った莉央。もちろん絶対嫌だと思っていたが家族の為だと説得され、結婚式までの間に花嫁としての作法や所作、もちろん閨でのことまで執事からレッスンされることに!
王道ですなぁ(笑)
テンプレアラブにうはうはしました(笑)
展開が甘くて←褒めてる
安心して読めましたw
主君がいい人で良かったよねぇという終わり方。
それまで花嫁候補扱いの莉央がいきなり侍従見習いとして屋敷の中をうろうろしても誰も何とも思わないのか?とか突っ込みところはいろいろあるけど、まあいいんじゃない?的な?(^_^;)
冬威の日本人の血が入ってる設定は前の作品の絡みなのかな?(実は未読)
実はタイトルに“花嫁”と付いたら読む気が失せるへそ曲がりです(テヘ)
でも王道な岩本先生なので前作も新刊で買ったまま積んでるのを探して読みますわ。
そういえば、挿し絵が良かった〜♪
やっぱり内容に合う絵柄ってある。
志水先生の絵は綺麗だし元々大好きなのだけれど作品に合ってた!あと、小さな下着姿で開脚してるのを下から煽った構図にはぁはぁしました! -
★3・4
花嫁モノも岩本さん作品も好きなのに、いまいち萌えなくてハマらなかった…。やたらエロが多くてげんなり;花嫁になる為のレッスンなのはわかるけど、ちょっとクドすぎた。まあ基本王道的な展開なので楽しめましたが。なんかあっさりアフマド殿下が2人の仲を許したのも拍子抜け(苦笑)アフマド殿下の挿絵もなかったし、存在感ほぼなかったな~(笑) -
執事×王様の花嫁
意表を突く略奪愛です。
こんなに葛藤する攻って珍しい気がします。
岩本さんの作品好きなんですが、これは好みにあいませんでした。 -
ここ二年ぐらい、作品の劣化が激しいけれども、一体どうしたんだろう?
話の動機があまりにも弱く、説得力に欠ける。
とてもYEBISUセレブリティーズシリーズやロッセリーニシリーズ書いた人と同じ著者とは思えない。
出版社が違うので、編集の腕の違いなのだろうか?この出版社の小説ははじめて読んだのでレーベル系統がよくわからないが、漫画はレベル高いので好きだ。 -
どうなるかと思ったらこうなった。めでたしめでたし。