晴れときどき、わかば荘まあまあ (H&C Comics ihr HertZシリーズ)
- 大洋図書 (2015年3月2日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784813030690
感想・レビュー・書評
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素晴らしすぎる。すごくいい本でした。
前作の「あらあら」から読むと感動もひとしおな気がします。読まなくても勿論問題ないですが。
先生の話もきゅんとしましたが、ママとケンちゃんの話も涙なしでは読めないほどでした。
優しいママさん。イケメンのケンちゃんとこれからもずっと幸せに過ごして欲しい。
胸に刺さるセリフが沢山あって素晴らしかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
観劇予習。ダバダバ泣ける群像劇。現在、入手困難な1作目もなんとか読みたいわー(オムニバスだからこれだけ読むでも問題ない。)
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先生のぼやきがいちいち面白い。
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amazarashiの『夕日信仰ヒガシズム』ってアルバムの中の「雨男」の歌詞に「優しくされたら胸が震えた それだけの為に死んでもいいや」ってところがあるんだけど、へび子さんの『まあまあ』の子供のケンジくんが浮かんできてしょうがなかったよ…
ケンジと若葉さんの話を読んでやっぱ号泣。子供を持とうなんて生まれてこの方考えた事ないし、この先もない、恐らく心のどこかが壊れているんだと思っている。母性で読んでいるのでもない。だけど、子供のケンジの寂しい気持ちだけは痛いほど解る。私もきっと子供のままなんだろう。子供のケンジの不遇に同情するのは簡単だが、この悲しみの前に何もできなくなってしまう人間の方が多いだろう。若葉さんの様に手を差し伸べてケンジの悲しみを受け止められるだろうか、寄り添えるだろうか、この子供のたった一つのよりどころになる勇気が出るだろうか、って考えちゃうんだよね…
誰にも気にかけて貰えない子供であるケンジに泣ける。
わかばママの、しなやかな強さに泣ける。
今日もずーっとケンジとわかばママの話の事を考えてたなぁ…思い出すだけで泣けて…。生かしたい命ってある、って心底思ったんだよ。雨に打たれて、翌日に駐輪場で固くなってた子猫の命とか、鳴き声聞こえてたのになぁ…見つけられなかったなぁ、とか、そう言う言うのとか思い出しちゃってね…(泣) -
BLだけれどそれが小さい要素になってしまうくらい愛に溢れた人間ドラマ。飲み屋のママの話はもうやられたって感じ。ケンちゃーん(泣)なんとなく山田ユギさんの作品の読後感に似ているような。懐かしくて温かくて幸せな気持ちになれるわかば荘シリーズ大好き!
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#マイベストBL2015 6位
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私、わかば荘カップルで好きなのお疲れ遠距離リーマンカップルと、ジョッキー先輩後輩カップルなんですよねー。
でも、このママとケンちゃん話にはやられたわー!
まさかこんなの投下されるとは思わず。。。
参りました。 -
面白かった!!あれ?これ前作あったっけ?てあんまり覚えてなかったのですが、わかば壮舞台のオムニバスなので続編とかではないので、全く問題なかったです。
そして予想外にママの話がめちゃくちゃ良くてぐっときました。泣いた。わかば壮の住人を見守る立場で、傍観者の語り手キャラかなと思っていたママの話を最後にがっつり持ってきたのがうまいなと思いました。幸せな、幸せな話だった。良かった。この先に幸せがもしくるならいらないから全部あの子にあげてって願うところに泣きました。そんなママだから、味わってきた思いがあるから、世間から少し弾かれてしまった人達をわかば壮に受け入れてきたんだなと思いました。 -
わかばとケンちゃんの話に泣きました…。わかばを見つけ出すケンちゃんすごすぎるけど、弱いもの同士、強く生きよう…自由に生きよう…っていうのめっちゃ尊い…;;
この調子だときっとケンちゃんはおいてかれちゃうんじゃないかな…って思うのだけど、それはふたりとも一緒になる時点でお互いに覚悟したことなんだろうなあ、とかすごい伝わってくる…。二人が一緒になれてよかった…わかば荘はほっこりして、すてきな場所だなあ;;