- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813707059
作品紹介・あらすじ
広告代理店で仕事に打ち込む佐波。悩みといえば、上司の鬼部長・一色が苦手なことくらい。それなのに、お酒の勢いで彼と一夜を共にしてしまい、しかも後日、妊娠が判明!迷った末に打ち明けると、「産め!結婚するぞ」と驚きのプロポーズ!? 仕事人間の彼らしく、新居探し、結婚の挨拶、入籍…と、まるで新規事業に取り組むように話は進んでいく。この結婚はお腹の赤ちゃんを守るためのもの。そこに愛はないとわかっていたはずなのに、一色の不器用だけどまっすぐな優しさに触れるうち、佐波は次第に恋心を抱いてしまって…!?
感想・レビュー・書評
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元々付き合ってもいない上司の一色部長と一夜の過ちで佐波さんが孕って、そこから愛を育んでいくお話。
ですが酔った勢いって...
しかも職場でいたしてはいかんだろぉぉぉぉぉ⁉︎
ま、でも楽しく読めました。(笑)
続刊もあるよーなので機会があれば読んでみようかな?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最初は主人公が27歳という割には妊娠、出産に無知過ぎるというか、彼氏でない人の子どもを一夜の過ちで身ごもってしまうという設定に、嫌悪感に近いものを覚えました。でもよくよく考えれば私の友達にも最近まで排卵日を知らなかったという子もいるし、27歳ってそんなものかも、とも… 結婚も妊娠も出産も遠い出来事だったはずの主人公が母として成長し、苦手だった上司との間に恋愛が芽生えていく過程が良かったです。
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お酒の勢いで上司と一夜を共にしたら、驚きの妊娠?!
妊娠している状態、がメインなので
ごたごたもなく、ただただ妊婦生活。
こんな状態で、こういう状態で…というのが
分かりやすかったです。
さくさくっと読めますし、妊娠はこういう感じ、と
下準備ができるのではないでしょうか?
とはいえ、あっさり進むので軽く受け止めると
妊娠生活大変になるかとは思います。 -
恋愛小説とみるにはあっさりし過ぎているが、妊娠の過程とかその心情が段階的に描かれていてためになる。下手に恋愛小説っぽくないから波乱もなくストレスなく読めるので、読み終わりもすっきりしてよかった。
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恋愛物として読むのならば満足いかないものだけれど、妊娠についてかなりフォーカスされており、妊娠を経験した人はきっと産んだ時のことを思い出すだろうし、まだ妊娠したことない人には知らない知識や妊娠の経過を知れて結構勉強になると思います。
お涙頂戴のような泣かせにくる作品でもなくサクッとしており、他人の母子手帳を読んでいるような気持ちになりました。
次回作あるようなので続き読んでみようと思います。 -
妊娠について知らなかったことが学べた
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誰かの日記を読んでるみたいな気持ち。
これはこれでいいのかもしれないけど、溺愛ストーリー好きにはちょっと物足りないかも。
元彼くんと日笠さんが登場した時は、一波乱あるのかと思いきやなかった。残念。
それにしても、色々参考になりました。
それと同時に何とも言えない驚きと恐怖感も感じました。 -
一緒にいるためには
幸せを共感できることも重要だけど、
絶対に許せないものや辛いと感じる思いに
寄り添っていけることが重要だと思う。