異世界にトリップしたら、黒獣王の専属菓子職人になりました (ベリーズ文庫)
- スターツ出版 (2019年12月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813708155
感想・レビュー・書評
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和菓子職人を目指す主人公は、ある日突然
家族ごと違う世界にいた。
家族と店舗丸ごと別世界へ、という状態は
独りぼっちではない分、心強いです。
とはいえ、己より年がいっている分…という
あきらかな未来も存在しますが。
よくある中世ヨーロッパ風、なので
和菓子なのに着ているものは…という違和感。
明治辺りなら、これが普通な気もしますので
変、というわけではないですが。
お約束の、周囲からの妬みあり、権力あり
恋愛あり、でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
家族でトリップしている所が目新しい。王が愛するあまり贔屓することを躊躇わないのも珍しいですね。だからといって俺様というわけでもなく、手を出しかねている感が良かったです。
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和菓子が好き。美味しい和菓子を食べてもらいたい。その気持ちが、突然理解できない状況に置かれることになったメグミたち家族を支えていたんだろう。家族が揃っていたというのも大きかったと思うけど。どんどん和菓子が受け入れられるのを見ていると、食べたくなってくる。コンラートの胃袋もがっちり掴んでいたし。理不尽なことがあっても、辛くても、独りで頑張ろうとするメグミ。コンラートには、ずっと味方でいて欲しいな。と思った。
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恋愛色もあるけど、和菓子が中心の物語