一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない。 (スターツ出版文庫)
- スターツ出版 (2020年1月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
- / ISBN・EAN: 9784813708315
作品紹介・あらすじ
「君を、私の専属カメラマンに任命します!」クラスの人気者・香織の一言で、輝彦の穏やかな日常は終わりを告げた。突如始まった撮影生活は、自由奔放な香織に振り回されっぱなし。しかしある時、彼女が明るい笑顔の裏で、重い病と闘っていると知り…。「僕は、本当の君を撮りたい」輝彦はある決意を胸に、香織を撮り続ける――。苦しくて、切なくて、でも人生で一番輝いていた2カ月間。2人の想いが胸を締め付ける、究極の純愛ストーリー!
感想・レビュー・書評
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命の期限がある女の子とカメラマンの男の子との話。
「君の嘘と優しい死神」とか「余命10年」とかと同じでストーリ自体はよくある話なんだけど、どっぷり感情移入してしまい、なんの問題もなく楽しめました。
しっかり心を通わせて別れを迎えるのと、心にストップをかけて別れを迎えるのと、どっちが幸せなんだろう?
答えはないけどいつも考える詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
星のように輝きたいと言う女子高校生と、そんな彼女を写真におさめつづけた男子高校生。そんな2人の青春溢れた甘酸っぱく、切ない物語。
普通に感動した。儚いものには桜が散ってく時と似た感覚に陥るんだけどこの話はまさにそれ。
感動したい、泣きたい人は読んだ方がいい。
眼球サハラ砂漠で泣けないと断言できる人以外はもれなく泣かされてしまうのではないかと思う。 -
ずっと買いたくてやっと買えました。読み終わったのですが、期待通り面白かったです。少年少女達の甘酸っぱい青春かと思いきや、そうでもあるんですけどとにかく泣けました。1つ1つの行動がドキドキしました!
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死別ストーリーはやはりせつないです。
せつなくて、悲しくて読めなかった本は今まで一冊しかありませんが、悲しみから立ち上がった残った人に何かを与える…そーなるのは本当に嬉しいですね。
以前の本にもありましたが、泣いてる笑顔が今回もキーワードでありました、その表情を引き出す彼の一言が描写にありますが、あえて『-』にした事で読者の想像に委ねる形になってます。
アタシはズバリ[名前]だと思う。 -
輝彦は泣いたり笑ったり、色んなことがあったけど、それでも香織の写真を取り続けていて私もこんな風に頑張れたらなと思いました。
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2023/03/05
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2023/03/05
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同じ好きな物があって、私も嬉しいです!!共感できて、マジで嬉しいです!
これからも、よろしくお願いします!同じ好きな物があって、私も嬉しいです!!共感できて、マジで嬉しいです!
これからも、よろしくお願いします!2023/03/05
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余命がある女の子と、亡き父から継いだカメラで写真を撮る男の子の話。
とても読みやすくて、あっという間に惹き込まれていきました。冬野夜空さんらしい、終始ノスタルジックな雰囲気に包まれています。見せ場では目頭が熱くなり最後まで感情移入して読みました。
女の子の強さがとても美しいと思いました。余命系なのに読後感もよかった。オススメです。