ひとつ屋根の下、きみと幸せビストロごはん (ラルーナ文庫)

著者 :
  • 三交社
3.67
  • (2)
  • (11)
  • (2)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 45
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815532383

作品紹介・あらすじ

ライト系、BLノベルス文庫

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 美味しい料理とともにゆっくりと恋愛が育まれていく話でした。BL本だけど恋愛だけでなく、近所の人たちの悩みを解決したり、人情味の溢れる話があって面白い。
    江戸っ子っていいな、この街に行ってみたいな。
    そしてこのお店に行って食事をしてみたいなと思わせてくれる作品でした。

  • ▼あらすじ
    銀座木挽町の路地裏――知る人ぞ知る本格フレンチの名店、HANA。
    謎めいた過去をもつ、無愛想だが根はやさしい一虎と人情味あふれる常連さんたちに支えられ、茅は見習いギャルソンとして生まれ変わっていき…。

    ***

    ストーリーの完全度:普通
    トーン:ほのぼの・せつない
    エロ度:低い
    萌え度:普通
    総合評価:★4.0

    美味しそうな料理がたくさん出て来るお話でした。夜中に読んでいたからお腹が空くのなんの…(笑)
    作者さんが食通というだけあって、お料理の描写は力が入っているように感じました。
    また、町内会の人達もストーリーにしっかり絡んで来るので途中まではビストロをメインにした一般向けのライトノベルのような雰囲気すらあり、あまりBLっぽさを感じなかったです。

    美味しそうなお話ではありましたが、個人的に少し気になったのは攻めも受けもやや大人しめな印象なのでCPとしてはメリハリに欠けるかな、というところと、詐欺師の男に対する受けの対応が甘過ぎてモヤモヤする…というところです。
    特に詐欺師の男については本当にクズでイライラしたので、受けが「お金はもういいです」と言った時には「何で!?」と衝撃のあまり仰け反りましたね(笑)
    作中でも誰かが言っていましたが、50万というお金は大金ですよ…。それをもういいですって…私には理解出来ません。
    騙し取られたならきっちり取り返してほしかったです(-_-;)

    それ以外はまぁ、可もなく不可もなくでそれなりに楽しく読ませていただきました。
    ぶっちゃけ、受けが普通の子過ぎてノンケ(おそらく)の攻めが受けに惚れた理由がイマイチよく分かりませんでしたが、ストーリー自体は上手くまとまっていると思いますし…まぁ、終わりよければすべてよしって事で!(笑)

    因みに、個人的に一番好きなのはHANAの前のオーナーです(笑)
    私も飲食関係の仕事をしているので、オーナーの話は心にとても響きました。ああいう人の下で働けたら幸せだろうなぁ…。
    いつか銀座に行く機会があれば、ビストロHANAのようなお店に出会える事を願って木挽町に足を運んでみたいと思います(^^)v

  • あっさり読了
    常連さんはいい人ばかり。
    料理もおいしそうだった。
    でも萌ポイントがなかったなぁ。

  • 面白かった。銀座が実は人情溢れるところだってのもステキ。花岡さんの、戦時中苦労したエピソードもなんか、ほろっとする。戦後一から立て直してきた話も朝の連続ドラマみたいなんだろうなあ、それも興味あるなあ、なんて。
    あったかくて安心して読めるほっこりした作品。

  • とってもおもしろかったです。芽がとっても素直で純真で可愛らしい。常連さんたちが優しくて、豆柴と呼ばれて可愛がられているのが微笑ましいです。一虎は一見寡黙でぶっきらぼうだけど、とても優しくて芽の前では意外と笑う。とても甘くてこんなのきゅんとしちゃいますよね。ごはんもとても美味しそう。
    イラストも素敵でした。

  • 末永くお幸せに

  • お話としては王道というか、展開はわかっていて安心して読めましたが、とにかく読んでいてお腹が減る!!
    ワインも飲みたくなる!!

    楽しく読めました♥️

全7件中 1 - 7件を表示

淡路水の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×