僕たちは、地味な起業で食っていく。 今の会社にいても、辞めても一生食いっぱぐれない最強の生存戦略
- SBクリエイティブ (2019年9月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784815603052
作品紹介・あらすじ
世界一意識低い系の「起業」スキル指南書。
「起業」を難しく考える必要はありません。
資金力ゼロ、目立った得意分野もいりません。
会社員の強みを生かし、「ブランド人」のサポーターに徹してチョロく
稼ぐ、新しい人生戦略!
感想・レビュー・書評
-
【事業主ではあるが雇われている感】
形態としてはフリーランス、個人事業主になるのですが、要望がありそれに応募するかたちですので、個人で雇われている感覚です。
個人事業主として自立はしていますが、いわゆる起業でこちらから提案したものをお客様が受け入れてくれる感覚とは少し違うように感じます。
(これは派手な起業になるのでしょうか?)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私の友人に独立した人がいます。
その人は私と出会った時には、全然その辺りの知識がなく、投資も資産運用も、何それ?という感じでした。
しかし、「このままサラリーマンを続けていても自分は幸せになれない」と思いたち、
ネットで流行っていたせどりや物販を開始し、ものすごい勢いで収益を上げていきました。
はじめは、なかなか成果がでなかったものの、「10万、安定的に稼げるようになった!」と言われた時には、
嬉しい気持ちと、焦りと、尊敬が混じった感情になったことを覚えています。
彼には、私にはない「社交性」と「行動力」がありました。
新しいことをどんどん取り入れていき、
その情報が落ちているような交流会やコミュニティーのオフ会を主催してどんどん情報を取りにいく。
私も、同様に「このままでいいのか」という気持ちはありませんでしたが、得意なこともなく、
転売はリスクが怖く、メンタルブロックがありできていません。
本書では、そのような「普通の人」がトライできる具体的な方法ー「地味な起業」をする方法が述べられています。
この本を読んで、できることから少しずつでも自分のスキルを広げて、
「会社に依存しない生き方」を築いていきたいです。 -
起業系の本を何冊か読んだけれども、この本も、緩やかに、会社員としての地味なスキルを生かして起業というか、まずは副業するという感じで、なかなか現実的な気がした。
それでも、単なる単価の安いアルバイトにならないためには、かなりの「マメさ」が必要だと改めて思わされる。 -
地味な起業ってなんだろう? タイトルに惹かれて購入。起業っていうと派手なイメージがあったからね。それに起業についてまったく無知だったので、少しでも起業のことを知りたいと思った。
僕がこの本で皆さんにお伝えしたいのは、好きなことをビジネスにするより、好きな人のビジネスを応援するとうまくいく、ということです。
P39
本書の一番いいたいことはこれ。好きなことを仕事にするよりも、他人のビジネスを応援してお金を稼ぎましょう、ってこと。それには特別な才能や資格などは必要ないという。特に好きなこともないし、縁の下の力持ちなら受け身の私にも向いてそうだ。ゲームでいうと味方をサポートするヒーラー的な役割だね。
まとめ
① 専門家を目指す必要はない
② 強みを探すよりも、相手の困りごとを見つけよう
③ 何でも手伝う柔軟性が大切
P59
大切なのは、相手が何に困っているか、何を求めているかを見つけること。それはどんな小さなことでもいい。「え?そんなことに困ってるの?」みたいなことがビジネスに繋がることも。つい最近まさにそんな体験をした。
私は前職を辞めるときに退職代行サービスというものを利用した。その名のとおり、自分の代わりに退職の手続きをしてくれるサービスである。退職代行会社とのやり取りはライン、退職の旨を伝えたら会社に電話をしてもらえる。あとは退職届と社員証を郵送して完了。会社との無駄なやり取りもなく、即日スムーズに退職することができた。
これは会社を辞めづらい人たちを狙ったうまいやり方だと思った。会社を辞めるときって、上司に引き止められたりグチグチ言われたりでめんどくさいんだよね。だから辞めるってかなり言いづらい。こういう人たちって今世の中にすごい居るんじゃないかな。だからこういうビジネスが成り立ってる。
まとめ
① 地味な起業の中身はさまざま
② 抜きんでたスキルがなくても仕事は成立する
③ 地味な起業をすると自分の才能に気づける
P123
今までは起業というと特別な才能やスキル、カリスマ性がないと無理だと思っていた。
しかし、この本を読んで起業の概念が変わった。なにか1つでも自分の得意なことがあれば、それが武器になり他人の助けになると気づいたからだ。ある人にとってはくだらないことでも、ある人にとっては大事なことかもしれない。これからは常にアンテナを張り、周りの人たちがどんなことに悩んでいるのか、何を欲しているのかを察していけるようになりたい。
また、この本のおかげで起業に対するハードルがグッと下がった。まずは自分の得意なことを見つけて、それをビジネスにつなげていきたい。 -
派手な起業ではなく、頑張っている人のサポート&アシストをメインにした仕事で起業できるんだよという話。
人それぞれ、何か人より抜きに出ていることがあるから、それを武器に戦いましょう。スキルは無くても、学びながらやれますよ。無理だと思う思考さえ変えれば、誰かの役に立てる。といったお話。
起業とはいえ、仕事を受注して応援する人の側近になっていくイメージです。起業したいけど自分に自信がないという人は一読の価値ありかもしれません。 -
総務系のお仕事されていたりスキルがある方にオススメ。総務のスキルでどうやって今の時代を生きていけば良いかが見える。
専門性の高い私には合わない本でした。。。 -
内容にボリュームがあるわけではないが、
地味な起業という考え方は確かにいい。
派手じゃなくていい。
すぐにすごく稼げなくてもいい。
専門分野最初から無くてもいい。
自分が主役にならなくても応援したい人を応援しよう、と。
信用は貯金出来る。
ふーむ、こんなに素直な人いるもんかなと思い、著者のサイトを見たら、めちゃくちゃギラギラしてて笑えた。
(そういう意味ではこの文章も、装丁も成功してると思えます。) -
タイトルにひかれて購入しました
自分自身、ずっと事務職でやってきたのでとても馴染みの良いタイトルだったんですね
読み進めるうちに、うなずく事ばかり
ただひとつ違和感があったのは、先頃起業してしまったという事です
会社員のうちにもっと準備出来ることもあったのにという思いが湧いてきましたが、そこはまぁ一歩踏み出した自分を褒めるしかないなと…
そしてキンコンの西野さんもそうなのですが、信用の貯金をしなさいと 成功なさっている方は一様におっしゃいますね
お金は後からついてくると
今の私は結構ギリギリまで来てるんですけどね ^_^
でも信用がお金に変わるまで地道に信用を築くしかないと腹を括る一助になりました
頑張れ!ワタシ!! -
いわゆる普通のサラリーマンが、会社内で得た強みを生かしつつ、会社外で仕事を作っていくロールモデルになるなと感じた一冊。
「好きなことをビジネスにするより、好きな人のビジネスを応援する」
という働き方は、世の中の99%の人にとってより現実的なものだと思う。
自身も普通のサラリーマンであることから、普通のサラリーマンのキャリアが発展するような取り組みをしていきたいし、そのロールモデルとなれるよう活動していきたい。
P.S.
キラキラの未来を妄想してがんばってまっす!
応援よろしくお願いしまっす! -
起業というと何か特別なスキルが必要と思うのでついしり込みしてしまいがちが、まずは誰かをサポートするという感覚で始めれば良いという本。
人をサポートするということであれば特別なスキルや資格はいりません。
単純に言えば、子供がお母さんに頼まれてお使いに行っておこづかいをもらう。
そんな事でも起業の一歩になるわけですね。
この本を読むと起業に対するハードルはぐっと下がると思います。 -
結局どうするんやろ?
好きなことより好きな人のために...のフレーズは響いた -
やりたいこともない、特に特別なスキルもない、発信もできないといった、起業に向いてない人向けの本。
やりたいことがあり、仕事の時間を減らしたい自分には意味のない話だった。
複数の収入源を持つことによってリスク分散にはなるし、社会的に個人としての競争力というか、会社と交渉できるカードは手に入る。
なのでやらないよりかはやったほうが良いのだろうが、長時間労働有りきの思想なので賛同はしないしオススメも出来ない。 -
『地味な起業』という名前もいい。自分ができることが仕事になるかもしれない。でもそれは仕事にする意識ではなく、あくまで応援したい人のサポートに徹すること、誰かに価値を提供し続けること。
今の僕にもっとも大事なのはこの本を読んだことを忘れないことと、一歩を踏み出すこと。
やるぞせっかく人生変えるなら。 -
20230812
地味な起業とは、自分がやりたい事、得意な事が無くても、やりたい事をしている人をサポートする事から初めること。
信頼を得ていけば、地味な起業でも充分に生活できるばかりか、派手な起業同様の成果を上げる事に繋げられる。
とにかく、思った事を早くやり始める事が一番大事。
会社員のときから始めて、軌道に乗ってから独立する事でリスクなく始める事が出来る。
-
今までにはない起業の方法が網羅されてあったので、非常に参考になりました。
世の中の起業本は「事業計画を用意しておけ!」「明確なビジョンや画期的なアイデアを見つけよ!」などと書いてあることが多いですが、この本は全く逆でした。
「事業計画やビジョン、アイデアも必要ない。自分のできる範囲で他人のお手伝いをしていくことが大切」という内容です。
自分1人ではコツコツ努力できず、大きな夢もない人にはぴったりの内容です。ぜひ読んでみてください! -
自分発信ではなく、他者のサポートをビジネスにしましょうと提案されている本。
こんなことが他の人の役に立ちますよ、という例が載っていますが、私にはイマイチピンと来なかったです。
このスタイルで成功するにはかなり努力が必要かなと。
簡単に出来そうなことを書いてありますが、コスパは厳しそうな気がしてます。 -
会社に依存しない生き方をしたい、でも起業するのはハードルが高い、と思っている人にはぴったりの本かも。起業って意外と簡単かも?と思わせてくれる本で、起業を違った視点から見せてくれた。ただ、いまの会社で満足していて、起業をステップアップと考えている人には、合わないかもしれない。