処刑少女の生きる道(バージンロード)2 ―ホワイト・アウト― (GA文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784815603939

作品紹介・あらすじ

「この海の近くには、霧があるのよ」
古都ガルムをあとにしたメノウたちは、港町リベールへと辿りつく。
入り込んだが最後、戻ってきた者はいないと言われるリベールの霧。それは、かつて南方諸島連合を食らいつくした、四大人災『霧魔殿』だった。死んでも蘇るアカリを殺しきる手段を求めるメノウは、処刑人としての任務を完遂するため、その魔の霧を利用することを思いつく。
そんななか、メノウたちに接近するリベール伯の娘・マノン。“いなかった”はずの彼女の行動が、メノウたちの運命をアカリですら意図しない方向へと捻じ曲げはじめる――。
彼女が彼女を殺すための物語、急変の第2巻!

感想・レビュー・書評

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  • やっぱ主人公側のチート能力は弱点が見つかってからが本番だよね!
    アカリの異能やモモの戦闘スキルみたいな「強すぎてただの舞台装置になってしまいそうなもの」に対抗しうるだけのものが現れる展開が上手くてゾクッとした。

    前巻よりさらにバトルシーンの格好良さが上がった気がする。
    個人的にモモの糸鋸を使った戦闘シーンが、他にあんまりいない感じで好きです。
    というか万魔殿、霧に封印された状態でこの脅威度……

  • 逃げ出していたのは魔。
    殺すために連れ回しているとはいえ、共に旅を続ければ情が移るのも仕方ないだろうな。
    何回世界を回帰させたのか分からないが、無闇矢鱈に時を操ればエラーが発生する事もあるだろ。

  • ここからさらに物語が動き出すよ〜ってのがひしひしと伝わるラストで次が楽しみです。

  • 【電子書籍】不死のアカリを殺す方法を探るため、メノウとアカリは聖地を目指して巡礼路を進む。たどり着いたリベールは『霧魔殿』から最も近い港町。そこで『第四』と呼ばれる思想集団と生贄を持って作成される『魔薬』を巡る事件に関わることに。表舞台に現れた『霧魔殿』によって語られる四大人災とアカリの殺害方法。物語が大きく動く回でした。『霧魔殿』が暗躍し、『陽炎』が死刑宣告を下す中、『塩の剣』を目指して旅を再開するメノウたちを一体何が待ち受けているのか。次巻が待ち遠しいです。

  • 前回よりも深くストーリーを理解することができた巻。
    純粋概念の末路とか色々。
    結構グロかった。
    次巻も楽しみな終わり方をしてくれたのでとても期待。

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著者プロフィール

「処刑少女の生きる道(バージンロード)」で第11回GA文庫大賞《大賞》を受賞。

「2023年 『処刑少女の生きる道(バージンロード)8 ―フォール・ダウン―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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