身近な雑草たちの奇跡 道ばた、空き地、花壇の隅……気づけばそこにいる植物の生態
- SBクリエイティブ (2021年3月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784815606169
作品紹介・あらすじ
わたしたちがなにげない散歩の途中で出遭う植物の数は、もはや計り知れない域に突入しています。植物は〝動かない〟はずの生き物ですが、人とモノの流れに乗って行き来し、その姿を刻々と変えてゆきます。有史開闢以来、世界中の植物をこれほど気軽に堪能できる時代はかつて存在しません。本書では、「雑草」と呼ばれる身近な野草を中心に、よく目を凝らせばびっくりするほど美しい姿から、不思議な名前の由来、おそろしいバリエーション、ディープな生態までご紹介します。ほんの少しの無駄知識で、ご近所のなんてことはない道ばたや空き地が輝いて見える、楽しき植物観察ライフをどうぞ。
感想・レビュー・書評
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読書の次の趣味は庭いじり。
とは言え、そちらの方はまるっきりの素人なので庭の花たちよりもむしろ、雑草と呼ばれるモノたちの方が顔なじみ。
よくある、雑草図鑑のひとつかと思い手に取ってみたけれどこれはこれは痛快愉快なエッセイでもあり、植物を読み説く人のための指南書で、より彼ら彼女らを身近に感じられ、蘊蓄ネタもあり楽しいひとときを過ごせた。
道端にいるいる庭にもいるいる草たちに声をかけたくなった。 -
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1292291 -
章の中のタイトルが面白い‼︎
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読むと道端の雑草を観察するようになる。
ただ、それぞれの雑草の情報がもっとほしかった。
文章は淡々としたものを私は好むため、独特な言葉選びと筆者がそれに酔ってる感じが好きではない。