日本人が知らない世界の黒幕 メディアが報じない真実 (SB新書)
- SBクリエイティブ (2021年5月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784815609948
作品紹介・あらすじ
米大統領選でのバイデン勝利、イギリスのEU離脱、膨張する中国、香港デモなど。海外ニュースに関心が薄いといわれる日本人にもその動きが感じとれるほどである。コロナ禍によって世界が激変したといわれているが、その本当の理由はコロナではない。ニュースの裏側に隠された真実とはなにか。歴史をたどり、その本質を明らかにする。
感想・レビュー・書評
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エビデンスがほとんど示されていない壮大なファンタジー。
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根拠選びが恣意的かつ不確実なものばかりで出典もなし。
読むに値しないくだらない本。
世の中の陰謀論把握のために主張内容だけざっくりと速読で把握。
曲がりなりにも重要なポストを担当していた人なだけに、こういった不確実な情報に惑わされてしまっているのは国として大きな問題であり損失のように思う。 -
日本のテレビなどのメディアは全くと言って良いほど、世界のニュースは報道しないし、偏ってるといつも思ってます。
元ウクライナ大使の馬渕さんがどこまで『本当』のことを書かれているのか、ど素人の私には分からないけど、とても勉強になりました。 -
元駐ウクライナ大使著作2021年5月刊ディープステートと呼ばれる左派ユダヤ人達は金融政治司法官僚メディアが抑えリベラル的思想を広げようと策略それに対抗しようと陥れられたのがトランプでありプーチンらしい。このような陰謀説を信じる人々が結構多いことに衝撃。
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筆者馬渕氏の「黒幕」「目に見えない統治機構」を下記と表現してゐる。
「アメリカの真の支配者、ディープステート」P3
「左派グローバリストを中核とするユダヤ社会のディープステートがアメリカを支配」P20
「ジョージ・ソロス等のウォール街を活動拠点する大富豪はグローバリストであり、左派です。」P44
「ジョージ・ソロスのような大富豪はアメリカを壊そうとする暴力革命集団を育てている。」P44
「ボルシェビキ、IS、ANTIFAと言った過激暴力集団を育てたのは、アメリカの大富豪です。」P45
「今般の新型コロナ禍もディープステートが起した1929年の大恐慌の再現です。」 P60
ジョージ・ソロスが唯一の固有名詞であり、ディープステートを構成する、それ以外の個人、組織の名称を筆者は明かにしてゐない。
後半では、日本の政策批判のオンパレードとなる。
「日本の構造改革は伝統制度の破壊であり、民営化はグローバル化で駄目。」P132.134
「観光立国は無意味、河野太郎氏はアメリカの大学でネオコンの教育を受けた。」
P148 P176
*河野太郎氏は別の論点で小生は支持しないが
「天照大御神の神勅に基き、農業、物づくりを保護しなければならない。」 P158 P174
天照大御神を祖神とする皇室を尊崇し、君民一体の国柄を大事にする筆者の考へには賛同する。しかし、態々「天照大御神の神勅」をこの件で引用する意味を感じない。
又、それ以外の本書の支離滅裂な論理展開、非実証的な議論には就いていけない。
論理と実証性の無い議論は未意味である。
以後、馬渕氏の著作は読まない事にする。 -
p32 北部はロンドン・シティの融資を断り、政府の信頼の元に通貨を発行して戦い、南北戦争に勝利します。しかし、リンカーン大統領はワシントンDCで暗殺されました。南部のリー将軍が降伏して数日後の出来事でした
イギリスが南北戦争をけしかけ、南北両方にお金を貸そうとしたが南部にしか融資できず、お金を借りなかったどころか自前の通貨を発行したリンカーン大統領を暗殺した。これが南北戦争の真相。南北戦争は奴隷制をめぐる北部と南部の戦いであったとして歴史の真相は闇から闇に葬られてきたというわけです
p35 第7代大統領 アンドリュー・ジャクソン 第2合衆国銀行(政府20%, ロンドンシティやウォール街の金融資本が80%株をもつ)の許可更新を拒否
1835/1/30 暗殺未遂
ジャクソン、リンカーン、ケネディ
p133 ブレジンスキー アメリカが他国に介入するにあたって 民主化→民営化→グローバル市場化
p183 UN united nation 国際連盟 連合国 敵国条項 1995 無効化
p196 八紘一宇 天下を家のように仲良くさせる