- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784815619879
作品紹介・あらすじ
すべての野球ファン必読!!
江川卓が明かす投球の秘密、自らの巨人時代、
そして現在の巨人軍批評まで。
昭和の怪物、20年ぶりの単著がここに登場!!
・ストレートとカーブだけでどう戦っていたのか?
・「江川の投げる時はがんばらない」と言われた過去
・長嶋さん、王さんたちレジェンドとの思い出
・ライバル西本との知られざる関係性
・2022年の巨人評と2023年シーズンへの期待 etc.
怪物の現役時代を振り返れるだけでなく
江川流「野球の見方」も学べる1冊です。
感想・レビュー・書評
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球史に残る大事件「空白の一日」主役
江川卓さんのエッセイ。
50年ぐらい経ちますが、
いまだにそのことを聞かれるのだそうです。
私から見たらエンタティナーみたいに思うけど。
この本でいろいろ初めて知りました。
入団二年目巨人が優勝して家族一緒にハワイに行きました。
夫たちのゴルフ中、夫人たちはお茶会
その席で河埜選手の奥さんが
「江川選手入団一年目に『江川が投げる時はがんばらないでいよう』という野手の間での決議があったらしいこと」
を明かしたそうです。
夫人たちはみんなで大泣きになって、わだかまりも消えたよう。
それと、江川さんはじつは早稲田に推薦入学できたのだけど、
父親の薦めで慶応を受験、合格できず法政になったそうです。
それで思い出したのですが、清原和博さんをときどき昔の映像で見ると、巨人に入れず涙を流していて
西武が日本一になるときまた泣いた。
結局その後巨人にはいったのですよね。
(そんなに巨人がいいかと思うけど、江川さんが王さん長嶋さんとの関わりを書いているのを読むと「やはりそうだったかもねー」と思いました)
清原さんは西武で皆にすごく優しくされたと聞いている。
いっぽう巨人の江川さんは真逆、最初からイジメ。
でもその後の清原さんのことを思うとね……。
しかし今年清原さんの息子さんが慶応高校野球部で甲子園へ。
(今日勝ってベスト8。出番あるかな?)
きっと江川さんの入りたかった慶応大学野球部に行くんだろうなあ。
本当に波瀾万丈。
長生きしてみるものです。
中畑さんのエピソードのところで
「本人の許可を得ている」としつこく書いていました。
ということはつまり、
この本はいろいろな人に気を遣い、
まだまだ言えないことがたくさんある、と見ました。 -
投手で一番凄いと思った江川さんの書かれた本を
興味深く読ませてもらった。
ユーチューブにもチャンネル登録した。 -
控え目な江川さん。監督やって欲しい。
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江川さんらしい淡々と?飄々と?した
語り口調で面白かった。
本当は素朴で謙虚な人なのだろうな。
そんな人がトンデモナイ能力を身につけた。
そしたら、こんな感じになるのかな。 -
いや〜面白い。でも、江川さんの世代にハマらないと、登場人物が分からないかも。
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江川だから面白いかなと思い買ってみたけれど、ちょっと期待外れだったかな。でも、解説は自分で言うほど外れないと言う印象だから、もっともっと唸らせるような話を期待したい。