科学史ひらめき図鑑 世界を変えた科学者70人のブレイクスルー

  • ナツメ社
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本棚登録 : 428
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784816365836

作品紹介・あらすじ

燦然と輝く発見・発明にも、必ずあった「行き詰まり」。本書は、そんな苦難を乗り越えるきっかけとなった、科学者達の「ひらめきの瞬間」に焦点を当て、ビジネスパーソン向けに紹介しました。ピタゴラスから山中伸弥まで、各時代の天才達が導き出した「論理的ひらめき」を豊富なイラストで解説します。

感想・レビュー・書評

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  • 独学大全公式副読本より。

    どんな発見・発明にも情熱を傾けた先人がいたことを再認識。
    彼らのドキドキわくわく感や、時に大変だった出来事が読みやすく書かれていて、気軽に楽しく読める本でした。
    この本をハブに、興味を持った分野の参考文献などを読み進めて、知識を深めたいなと思いました。

  • 【書評】『科学史ひらめき図鑑』~先人のひらめきに学ぶ~ - Rebiの大冒険(2019.04.24)
    https://rebirebi.net/science-inspiration

    [ブックレビュー]賢人たちのひらめきに学ぶ!科学史ひらめき図鑑が面白かった話 | 白露の堂(2019年5月28日)
    http://whitedew.net/20190528_bookreview_science_hirameki

    スペースタイム執筆『科学史ひらめき図鑑 世界を変えた科学者70人のブレイクスルー』出版のお知らせ – 株式会社スペースタイム
    https://www.stxst.com/news/4223

    科学史ひらめき図鑑 世界を変えた科学者70人のブレイクスルー | ナツメ社
    https://www.natsume.co.jp/books/10728

  • とてもおもしろかった。

    ギャグやユーモアを盛り込んだイラストが、たのしい。
    要点がわかりやすいし、コミカルな切り口に、笑ってしまうこともしばしば。

    文章も、シンプルなテンプレートで紹介。
    ほんとうは深くて難しいはずの内容が端的にまとめられ、文系でも容易に理解できる。

    紹介されているのは、今では当たり前の技術や知識ばかり。
    その発見の陰には、失敗があり、人の話があり、発想の転換があり、偶然あった。

    Beforeな世界が、HIRAMEKIによって、Afterの世界へと変わっていく。
    ひらめきが世界を変えていく衝撃が、伝わる構成。

    「この発見って、実はこんなに新しかったの!?」と驚かされたりも。

    ビジネスパーソン向けというコンセプトだけれど、ビジネスにからめたコメントは蛇足な気がした。
    大人も子供も楽しめる1冊。

  • NHKの「フランケンシュタインの誘惑」が好きで(Eテレ全般が好き、教育者や製作者の気概を感じる)科学史の面白さを知った。
    本書は科学者の一般的な功績を知ることができる。
    もちろんたくさんのエピソードがあって、そこを凝縮してはいるのだが、
    もっと知りたければ巻末の参考文献も是非読みたいと思わせる内容だ。
    文系だから、なんて思っていたらもったいない!
    ビジネスにも、教育にも、つまり普段の生活に使えるヒントが詰まっている。

    元素の周期表を作ったメンデレーエフは、それを居眠りの中で思いついたという。
    ニコラ・テスラはゲーテの詩から磁界を回転させることをおもいつき、欠点を長所にかえた。
    アラン・チューリングのプログラムというアイデアは、今私が(これを書くのに)使っているアプリに応用されている。
    ノイマンはコンピューター概念を作り、普及させた。
    そこには違う分野で手を組む、という発想があった。
    マウスを発明したエンゲルバートは、昔習った情報を活かした。
    ナイチンゲールは今や当たり前の「統計」を活かして説得をした。

    どれもこれも、過去から習って未来に繋げられる。
    イラストも多く、各科学者の紹介は統一されていてみやすい。
    戦争に必要だったから、戦争で伸びた技術というものも多い。
    こうしてみると技術とは表裏一体で、如何様にも使えるものだということを感じることができる。

    一方で、ここで示される科学者以外にどれだけ無名の人が研究をしてきたことか。
    無名の人々は、しかし科学史の中の屍ではない。
    皆が受け入れたことで科学は進んだのだ。
    そのことにも、思いを馳せずにはいられない。

  • どの科学者が、どんな偉業を成し遂げたのか、ハイパーさっくりわかりやすくまとめてくれており、それが70人も紹介されてるというのだから、楽しくて仕方ない

    でも、こう、現代からみたら結果になってても、当時は結果にならないまま報われず死んでいった科学者も多いし、ビジネスに役立つという決め文句は違うとも思うし、役立たせたい部分も当たり前のことを毎度書いてるな、という感じ

  • 1人あたり4ページでシュールな絵と共にまとめてるので読みやすかったです。70人いるので、計画的に毎日読みましたが、途中から説明がわからなくなり、断念してしまいました。でも、こんな人もいるんだぁと思える本でした。

  • 科学道100冊から。

    70人の科学者達をわかりやすく解説。
    有名な人はもちろん、今では当たり前になった事柄を発見・広めた経緯も。

    気軽に読めてオススメです◎

  • "東工大生のみなさん、聞こえますか...
    今あなたの心の中に問いかけています。
    いつも研究お疲れ様です。しんどくて、何で理系を選んでしまったんだろうと研究に「行き詰まり」を感じていませんか。そんな時はこの本を読んでみて下さい!
    本書では、ピタゴラスや山中伸弥など、苦難を乗り越え、世界を一歩前へ進めてきた科学者たちの「HIRAMEKI」を、イラスト図解でわかりやすく紹介!
    なぜ、「ひらめき」ではなく「HIRAMEKI」なのかは、本を読んでからのお楽しみに!
    読めばあなたにも「HIRAMEKI」が生まれるかも!?"
    (エンジニアリングデザインコース M1)

  • 色々なものの発見や開発について、ほとんど一言で説明してくれている。

  • ガリレオ、ダーウィン、山中伸弥、湯川秀樹など世界を変えた科学者たちの「ひらめき」を集めた本。探究学習を進めるときのヒントにもなりそう。

  • 先人科学者達の考え方が今に生きると痛感
    いい理科・数学の復讐にもなる

  • 感想は自分のブログに書きました。

    https://rebirebi.net/science-inspiration

  • これまでの科学史の中で科学者が新しい事の発見に至った、「ひらめき」に関してをまとめた本。
    詰め込みすぎと言う人もいたが、「図鑑」なんでこれで良いかと思う。図鑑なのに少ないのはそもそも図鑑ですらないからね。
    個人的に誰がいつどんな研究でどう考えたのかが書かれていたので、非常に参考になるなと思った。
    人は思考したつもりになりこれ以上やれる事はない、というバイアスがかかると抜け出せなくなる。そこで、こういう本からヒントを得て仕事に活かせるのではないかと思う。
    中には微妙…なのもあったけど、それはそれでエピソード含め面白いから良し。

  • 詰め込みすぎ。編集者はこれを止めなかったのだろうか。

  • ふむ

  • 親しみやすい文章と、かわいく、かつシンプルなイラストで、テーマ別・年代順に並べた70のブレイクスルーを概観する好著。理系作者にありがちなひとりよがりなわかりにくさがなく、きちんと「他人様に読んでいただく」ものになっている。
    ミソジニストの泥棒・ワトソンの所業を無批判に取り上げているのと、編集者の戦略なのか、科学者たちの発想法を「ビジネスに応用!」みたいな安っぽいコラムがついているのはどうかと思うが。

    2019/8/18読了

  • 世の中を変えるような発明や発見はちょっとした偶然から起こることも多い。

    でも、一番重要なのはその偶然を素通りせずに「これは!?」と言ってキャッチする感性ですね。

    面白かったです。

  • 自然科学系とても苦手でしたが、人として魅力的な方が多くてとても面白く読めました。ピロリ菌を自ら飲んで急性胃炎を証明するとか凄過ぎ。

  • #科学道100冊/未来エンジニアリング

    金沢大学附属図書館所在情報
    ▼▼▼▼▼
    https://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BB21328206?caller=xc-search

  • 科学道100冊 2021 テーマ「未来エンジニアリング」
    【配架場所】 図・3F開架
    【請求記号】 402||SU
    【OPACへのリンク】
     https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/volume/457677

  • 402-S
    閲覧

  • 分かりやすく面白い。歴史的発見や発明をした科学者たちの「ひらめき」をイラスト多めで紹介しています。「ひらめき」のbefore/afterが分かり、何となく知っていた事への理解が深まります。 図書館スタッフ

  • ★学生選書ツアー2019選書図書★
    【所在・貸出状況を見る】
    https://sistlb.sist.ac.jp/opac/volume/227397

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著者プロフィール

難解なサイエンスをわかりやすくする“サイエンスコミュニケーション”の会社。
知力、理解力、コミュニケーション能力に加え、多彩な表現力を持ち味としている。

「2023年 『医学の歴史ひらめき図鑑 柔軟な着想から結果を導くロジカルシンキング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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