- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784816618055
作品紹介・あらすじ
東京新聞・望月衣塑子と様々な分野の4人の女性たちとのトークセッション
本名を出し素顔を出して性暴力を訴えた伊藤詩織さんと、権力と一体化した日本のメディア、加害者を擁護し被害者をバッシングする日本の社会について、性暴力をなくすために何をすべきかを、議論し、
上智大学政治学教授の三浦まりさんとは、日本がしてこなかった最たるものは、ジェンダー平等に手をつけなかったことで、ジェンダーギャップ指数114位を返上するためにまず女性議員を増やそうと、そのための具体策を提案し、
授業で「慰安婦」問題を教え続ける、大阪の中学校教師平井美津子さんとは、それが過去のことではなく、女性差別につながる現在の人権問題であり、沖縄など基地の街の女性への暴力などまさに同じ根っこを持つと語り合い、
新外交イニシアティブ(ND)代表で弁護士の猿田佐世さんとは、自発的対米従属の現状を変えるためにどうするかを議論する。
日本のリベラル陣営が、日本のオールタナティブを発信することが必要だ!と。
●女性(=アウトサイダー)が入ると変革が生まれます!
感想・レビュー・書評
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すごく「わかる」と「そうだったのか」が多い本だった。
ページ数は少なくて、4人と1人のオムニバス形式の対話だったから飽きなくてバラエティにも富んでいてよかった。
私は伊藤詩織さんタイプのフェミニズムをよく読んできたけれど、他にも政治と絡めたり、教育と絡めたりと色々なフェミニズムとの関わり方・考え方があるんだなと勉強になった。 -
しゃべり尽くそう! 私たちの新フェミニズム。 望月衣塑子先生、伊藤詩織先生、三浦まり先生、平井美津子先生、猿田佐世先生の著書。ジェンダー不平等をなくしてジェンダー平等を実現しないと日本はいつまでたっても世界に通用しない脱落者になってしまう。ジェンダーギャップ指数でみると日本は世界の中の落ちこぼれ。女性差別や男女平等やジェンダー不平等なんて言葉が存在しなくなるくらい自然なジェンダー平等が進むことではじめて真のジェンダー平等になる。
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誤字が多い。
一般的なフェミニズム書とは違い「女性が社会批判をする」という内容な気がする。