学校では教えてくれない風景スケッチの法則: 不透明水彩絵の具 ガッシュを使って描く
- 日貿出版社 (2009年5月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
- / ISBN・EAN: 9784817037329
作品紹介・あらすじ
世界的アニメの背景美術に携わり、現在もアニメーターとして第一線で活躍中の著者が、現場で培ったノウハウと自身の体験に基づいた、とっておきの風景スケッチの秘訣を教えます。
感想・レビュー・書評
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小学生の時に、読みたかった本。
才能は開花させるものかと思うが、開花させるためには前人の知恵として編み出された「手法」を知ることが第一歩。
パレットの使い方からして、こんなの教えてもらってなかった…。
このシリーズ、人物画などもあればとても欲しいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2010/6/25 予約 2010/8/5 借りる。 読み始める。 早く読むこと! 8/20 読み終える。
NHK TV 「あなたもアーティスト」 「誰でも描ける風景スケッチ9つのコツ」 を見て、いいなぁ と このほんを借りる。
アニメの背景は 驚くほどすばらしいので、スケッチはあんなふうに描きたいと 思っていた。
この番組を機会に、また 絵にチャレンジ! (*^_^*)♪
もう一冊の本も一緒にみると効果的!
⇒ 誰でも描ける風景スケッチ9つのコツ―アニメ作品のテクニックに学ぶ (趣味工房シリーズ NHKあなたもアーティスト)
増山修 展 〜 ガッシュで描く風景画 〜
2010年 7/20〜8/7 東京神田・ 木ノ葉画廊 にて開催
⇒ 増山修 展へ 〜 Myブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」
参考 : CQコミックスタジオ
内容 :
不透明水彩絵の具「ガッシュ」による風景スケッチの法則集。
「崖の上のポニョ」などの宮崎駿監督作品を手がけた美術デザイナーが、透明水彩や油絵にも役立つ、アニメの現場で培ったノウハウを公開する。
目次 :
序文 増山修 p.2
もくじ p.4
まずは作品を見てみよう p.6
第1章 はじめてのガッシュ p.13
ガッシュ絵の具とは p.14
ガッシュ絵の具の使い方 p.15
混色 p.16
筆遣いの基本 p.18
丸筆の使い方 p.19
ビジュアル筆の使い方 p.20
平筆の使い方 p.21
細丸筆の使い方 p.21
刷毛の使い方 p.21
描き方を見てみよう グラデーション p.22
その他の画材 p.24
第2章 14の法則集 p.25
1. 風景を基本図形で置き換える p.26
2. 上り下りで消点が変わる p.28
3. 影の中にも色がある p.30
4. 重なる場合は輪郭がイメージできるように p.32
5. 色面で捉えて形を表す p.33
筆ペンクロッキーで色面構成の練習 p.34
6. 雲は変化を大切に描くとよい p.36
描き方を見てみよう 雲 p.38
7. 水は映り込みで決まる p.40
描き方を見てみよう 映り込み p.41
8. 立体は影だけでも描ける p.42
9. 情報量を遠近によって変える p.42
10. 土は起伏をはっきりさせて p.44
描き方を見てみよう 土 p.45
11. 草は塊で描く p.46
描き方を見てみよう 草 p.47
12. 枝+枝=幹 p.48
13. 室内では隅っこほど暗くなる p.50
描き方を見てみよう 壁と天井 p.51
14. 夜景は肉眼の印象が大切 p.52
描き方を見てみよう 星 p.52
第3章 スケッチに出掛けよう p.53
水のある風景 p.54
描法プロセス1 写真で詳解 木のある川辺の風景 p.56
パノラマ風景 p.66
描法プロセス2 写真で詳解 山並みと里景色 p.68
ギャラリー(22カット) p.78
著者 : 増山修のHP
1974年生まれ。長崎県出身。スタジオジブリ入社。
宮崎駿監督作品「千と千尋の神隠し」などのアニメーション背景美術を担当。
2009年独立し、スタジオ「インスパイアード」を設立。 -
絵の描き方のテクニックを学ぶために、時々この人の本を手にする。
そのたびに、「アニメの背景って、記号なのだなあ」と、違う方向に感心してしまう。
漫符のように描くのです。 -
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こんなやり方で空の風景がかけるんだ。知らなかった。スゴい!
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ジブリみたいな絵を描いてみたいという人におすすめ。
筆の使い方から始まり、色んな風景を描くコツをわかりやすく教えてくれる。こんな風に教えてくれる先生がいたら、美術の時間も楽しいだろうな~。
夏休みの宿題で絵画がある人も、参考になると思います。 -
日経MJ2011.02.04
アニメの技法でスケッチを描く方法。
「言ったとおりに描くときれいな絵になる。まるで手品のよう」と、著者が講師をつとめるカルチャースクールの生徒さんは興奮気味とか。 -
『以前ジブリの背景を担当をしていた人』というのに魅かれて何気なく購入。でも道具のメーカー名から、『ここではこの色とこの色を~』など、手とり足とりなので、ガッシュ初心者の人には入りやすい本だなと思いました。