永井隆 (ひかりをかかげて)

著者 :
  • 日本キリスト教団出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (130ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784818409101

作品紹介・あらすじ

放射線医であった永井は2度の従軍を経験、レントゲン被曝のために白血病となり、余命3年を宣告される。長崎への原爆投下で妻を喪い、自ら重傷を負いながらも、被爆者の救護に励む。一貫して訴えられるのは、戦争の愚かさ、原爆の悲惨さ、平和への願い。

感想・レビュー・書評

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  • 『長崎の鐘』『この子を残して』などで有名な永井隆。
    自身も原子爆弾の被害を受けながら、医療活動と執筆による教育活動に貢献した人物だ。今の国民栄誉賞にあたる、総理大臣賞も授与されている。

    この本はローティーン向けということで、字も大きく厚さも薄いが、永井隆のことを知る取っ掛かりとして良いと思う。

    最近『長崎の鐘』のロシア語訳ができたと知って、よかったよかったと思っていたが、そういえば私自身も読んだことがないので、近いうちに読まなければと思った。せっかく日本語で書かれているのに、読まなければ宝の持ち腐れだな…と。

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著者プロフィール

1959年東京都生まれ。上智大学フランス文学科卒業、同大学院博士課程修了。フランス・プロヴァンス大学にて文学博士号を取得。上智大学文学部教授を経て、現在、上智大学神学部教授(専攻:キリスト教文学、キリスト教の霊性)。

「2016年 『福音の喜び 人々の中へ、人々と共に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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