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- Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
- / ISBN・EAN: 9784818410107
作品紹介・あらすじ
祖国ユダ王国の崩壊期に働いた預言者エレミヤ。民を厳しく問い、民と悲しみを共にし、そして未来の希望を指し示した彼の言葉を、今、この暗い時代にこそ聴き直そう。旧約学の確かな学識と牧会経験を基に、エレミヤの言葉を、生き生きと甦らせる待望の書。『信徒の友』連載「現代に語りかけるエレミヤ書」を大幅に加筆し単行本化。
【目次】
第1章 神との出会い
第2章 立ち返れ
第3章 恐怖が四方から迫る
第4章 神殿説教
第5章 癒しがたい傷を抱えて
第6章 「エレミヤの祈り」
第7章 岩を打ち砕く槌のような言葉
第8章 遠くからの神
第9章 捕囚先への手紙
第10章 慰めの書
第11章 神にできないことは一つもない
第12章 書物としての神の言葉
第13章 希望を携えて
巻末説教「抜き、壊し、建て、植える神」
感想・レビュー・書評
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エレミヤ書は神を
「抜き、壊し、滅ぼし、破壊し、そして建て、植える神」
「崩壊前夜と崩壊後の世界に向けて語る神」
として証しする
この視点で書かれた2008年度『信徒の友』の連載をもとに編まれた解説書詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・「捕囚」先で身の安全と経済生活を保障されてはいたものの、生きる勇気は萎え、未来を見失い、セピア色の、もう二度と帰ってこない古き良き時代、その過去の思い出と結びついた故郷と共同体を思って泣く民の間でエレミヤ書は編まれたと言われます。
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