韓国でも日本人は立派だった 証言と史料が示す朝鮮統治の偉業

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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784819113595

感想・レビュー・書評

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  • 『#韓国でも日本人は立派だった』

    ほぼ日書評 Day537

    タイトルが勿体ない。あえて本書を手に取る人をスクリーニングする意図しか感じられないようなタイトルである。

    中身は、さほど過激なものではない。多くの物証、証言、傍証を挙げつつ、日本の朝鮮統治は、西欧諸国における奴隷制度になぞらえられるような強制支配ではなく、むしろ文化・文明両面での発展を願い、事実その結果をもたらしたと主張するものだ。

    もちろん全てを美化し、一切のネガティブ側面を無かったことにするような論理展開ではなく、きわめてフェアな主張にとどまるものというのが読後感である。

    強いて難を上げれば、当時(もう高齢ないし鬼籍に入った方も多い)の証言を、伝聞形式で引用する箇所については、反論があった際の対抗力が弱いことだろうか。

    諸々、「初耳」トピックが紹介される中で印象的だったものをひとつ。識字率を上げるために「訓民正音」(今でいうハングル文字)を再発掘し、自ら注文して活字を作らせ、それを使った新聞まで発行したのは福沢諭吉およびその門下生だったそうである。

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  • これも又一方的かな?~1日本の偉業2海峡を越えた近代化3日本人の善意4フェアだった内鮮一体5日本は加害者ではない6北朝鮮の罪とウソ7力道山とアリラン~日本人はお人好しだった・さすが産経新聞

  • 真のコラムのまとめ。
    タイトルが悪い。そんな傲慢な視点ではない。

    内容は悪くないが、まとめ方とかタイトルとしては、百田先生の、今こそ韓国に謝ろうくらいが丁度いい。

    ただ、久保田事件だっけ発言だっけ。あれは知らんかった。

    では我々は眠っていたというのか、と言って交渉の席を立った某国らしいが、今だに夢から覚めていない。
    我々に、夢から覚めろというのか、というのがより正確だと思う。

  • 当時の先進国による発展途上国の統治としてはそれなりに優れた成果ではあるが、「立派だった」は言い過ぎ。アメリカから期限付きで委託されての朝鮮併合・統治だったので、失敗するわけにはいかなかっただろう。そして収穫の時期を見計らって戦争に持ち込みアメリカが果実を手にし、朝鮮がおこぼれにあずかる。戦後も現在に至るまでその繰り返し、第2ラウンドが行われているが、日本を貶めることは大局的に見て関係国に損害を与えるだけなのだが、それがわからないのだろうか?

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著者プロフィール

産経新聞社文化部編集委員。昭和35年大阪府出身。立命館大学卒。産経新聞社会部デスク、月刊『正論』 編集次長などを経て現職。主な著書に産経新聞連載小説『アキとカズ 遙かなる祖国』(集広舎)『イムジン河物語 封印された歌の真実』(アルファベータブックス)などがある。

「2017年 『満洲文化物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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