- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784819114028
感想・レビュー・書評
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●様々なリスクにさらされているにもかかわらず、その中のたった1つのリスクだけを過剰に意識し、そのリスクをゼロにするために全精力を傾ければ、必ずそれ以外のリスクが蔑ろにされるのです。かえって危検査機が拡大してしまうことすら危惧される。
●年間130万人の死亡、インフルエンザでは1万人程度の死亡は普通。
● PCR検査に関する世の混乱に関しては「モーニングショー」が戦犯と言っても過言ではないですね。特に玉川徹。
●「コロナ全体主義」、つまり、視聴率を取りたい、有名になりたい、もてはやされたいと言うどうしようもない欲望なんじゃないかと思っています。
●大衆社会論の重要な言説に第4権力の問題があります。政府を監視するメディアが第4権力として存在している。このメディアと言う強力な権力に対して何らかの監視がないと絶対に暴走してしまうことになる。
●フランスは、日本より厳しいロックダウンを実施しても、一向に感染者が減らなかった。と言う事はやっても意味がない。
●外出や会食を我慢しなければならないのは、本来、重症化の危険性が高い高齢者であり、若者にここまで我慢をしいなければならなかったのか。若者たちが失った時間は取り戻せないし、自殺してしまった人生を取り戻すことができない。
●コロナ禍と言う戦争をきっかけに、各国が財政規律を撤廃することを通して、政府支出を徹底拡大し、世界中が成長軌道に乗る可能性が出てきた。しかし、日本はコロナ増税と言う声が上がり始めて、日本だけが激しく凋落していくことになります。
●コロナ対応病床を増やさなかった医師会に大きな責任がある。また、対応病床を増やす努力をお座なりにしたまま、緊急事態宣言を軽々しく連発する政府にも大きな問題がある。
●高齢者の出歩かないとストレスが溜まって、他の病気になるからといって、高齢者は外出抑制を強く言わなかった。その真の目的は、高齢者がいつも通り通院してくれないと病院が儲からないと言う事なんですよ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すべてはマスゴミ 全員辞めろよ
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帯裏
コロナでばれた「日本」
テレビ・専門家・医師会・分科会を徹底批判
欧米に比べて日本は「さざ波」と発信し続けた元厚労相医系技官と、「過剰自粛」を断罪し続けた元内閣官房参与が、コロナ禍の嘘と真実を炙り出す。
朝日放送テレビ
「正義のミカタ」でおなじみの二人が初タッグ -
統計を読む能力は世界に対する解像度を上げる。
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あり得ないよね、ゼロコロナ。
だけどいろいろ煽ってそれが空気になって、自粛がポリコレになったら、あとは被害者の圧倒的優勢に誰も逆らえない。
医療は、リスク回避と利権。
官僚は責任逃れ。
日本人は、死ぬことを受け入れらなくなった。
誰も冷静にデータを評価できない。評価したら、ポリコレ肥大な力に押し潰される。
面倒臭えなあ。 -
テレビで言われていることの矛盾も出ていて、コロナまん延をいろいろな角度から見るためには、こういった本も大事だと思いました。
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感情的になっている部分が読みづらかった(対談なので仕方ない部分はありますけど)
淡々と事実を並べる方がわかりやすい気がした。
けど一視点としてとても興味深い。 -
コロナに関する本も沢山出ており、どれが正しいか間違いかはわかりません。
でも情報に惑わされない為にも多くの情報を知っておいた方が良いですね。 -
いろいろ批判の槍玉に挙げているけれど、専門家会議、分科会、感染症科医に関しては全否定だ。それだけで、この二人信用できない。何かあったんだろうと勘ぐってしまう。
こういう人が京大で教授してるんだ。チョッとびっくりした。 -
賛同できる主張と、それはちょっと違うんじゃないかという主張もあるかな。
もちろんゼロインフルエンザが無理なように、ゼロコロナもありえないし、そんなものを目指すべきではないことは今になればよく分かる。
ポピュリズムにかられ、みんなで一斉に同じ方向に進む国民性はいい意味でも悪い意味でも日本人的だったなとか、医師会は偉そうな割に何もしてくれなかったなとか、厚労省は相変わらず腐ってるなとか思うところはこの本が斬ってくれて痛快。
ただ、木村盛世さんは持論を述べるときの顔つきが人を小馬鹿にしたような感じでどうにも好きになれないんだよね。だから、テレビで見るより本で読む方が主張がすんなり入ってきて良かったかもしれない。