マンガでやさしくわかるNLPコミュニケーション

著者 :
  • 日本能率協会マネジメントセンター
3.80
  • (31)
  • (51)
  • (43)
  • (4)
  • (2)
本棚登録 : 580
感想 : 45
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784820718611

作品紹介・あらすじ

有名アパレルメーカーの最前線で働く杏里は、ひょんなことから父親が一代で築き上げたスーパー「グッドデイズ」の社長を継ぐことになります。ところがこれまでの杏里の"常識"は通用せず、従業員の皆との距離は開くばかり…。背に腹は代えられず頼ったのはコンサルタントの新妻政宗。彼のもとでNLPを学んだ杏里は従業員達の信頼を取り戻せるのでしょうか?そして父親が目指した「理想のスーパー」を実現できるのでしょうか?苦手なあの人とうまくいく!頭と言葉の使い方。NLPの基本から、メタモデル、ミルトンモデルまで楽しく学べる。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 本書を買ったのは十年
    ほど前。

    なんというかあの頃は
    若かったというべきか。

    ふんふん、なるほどね
    と一回読んでおしまい。

    実践できてないどころ
    か内容もトンと忘れて
    ました(汗

    コミュニケーションが
    すれ違う三大原因とは、
    省略、歪曲、一般化と。

    それらを取り戻す質疑
    応答をすること。

    要は互いの思い込みを
    解消しなさいと。

    そして質問をはじめる
    前にどういった理由で
    質問するのかを伝える。

    それも相手が受け入れ
    たくなるような理由で。

    〇〇という大きな課題
    を検討していくうえで、
    この分野でめざましい
    実績がある貴方さまの
    ご意見を賜りたい、と
    いう感じでしょうか。

    流石にこんな仰々しく
    は言わないでしょうが
    ・・・

    そして、質問していい
    ですか?と相手に対し
    決定権を与える。

    リスペクトを示すこと
    がポイントなんですね。

    話のスピードやリズム、
    そして価値観や関心事
    を相手に合わせる。

    さらに信頼感を高める
    バックトラック。

    相手が話してくる内容
    をそのまま質問として
    返すことで「はい」と
    言わせる。

    相手は「はい」と言う
    ことで心を開いていく。

    スムーズに指示を出す
    にはミルトンモデル。

    いきなり指示を出すと
    心理的ブロックが・・・

    今日も丁寧に掃除して
    ますね「からの」掃除
    が終わったら〇〇して
    もらえますか?

    言葉がスムーズに入る
    流れを作っておいて、

    厄介な指示も抵抗なく
    受け入れさせるという
    テクニックですね。

    備忘録を兼ねて必死に
    書き連ねましたが、

    どうせ明日の今ごろは
    綺麗さっぱり忘れてる
    と思います(汗

  • 人間はネガティブなイメージの世界にはまり込むから苦しみます。だからこそイメージを作り出す原因である省略、歪曲、一般化を正すと無色透明(良い、悪いが無い)なありのままの体験に戻るので問題では無くなる。
    だけど実生活に活かすのは難しいなぁ。

  • 借りたもの。
    NLPに基づいたコミュニケーション術から、職場での人間関係――ひいてはビジネスを軌道に乗せる「ホウレンソウ」に繋がる――改善につなげる方法を説いたもの。
    特に「人を動かす声かけ」に重点をおいている。

    前著『マンガでやさしくわかるNLP』( https://booklog.jp/item/1/4820718363 )のマンガ内であまり言及されなかったハウツーが描かれる。

    マンガの主人公は不本意?ながら実家のスーパー経営に携わることになったアパレル業界のキャリアウーマン。
    バリバリ仕事をこなすタイプなのだが、業界違いも要因か、コミュニケーションが伝わらない。使っている言葉、そこからイメージされるものが違いすぎるため。さらに従業員に対して詰問するような言葉遣いから、ますます溝を深めてゆく。

    前著よりもNLPで使われる用語の意味がイメージしやすいと思った。
    職場で起こりがちな「周りの人、上司などに嫌われている」「力不足の原因は?」「進退について」という悩みも、コミュニケーションを用いて明確化させる。

    どれもネガティブなものに留めず、相手や自分の主体性に任せ、良い方向に持っていくことに重きを置いていた。

  • リクルート時代に研修で習った「NLP(神経言語プログラミング)」。

    その手法をマンガで分かりやすく説明している本です。

    人間は無意識のうちに体験や言葉によって、自分の脳の中にプログラムを形成して行きます。

    例)犬に噛まれた経験のある人は、犬を見た瞬間に無意識的に身体がこわばってしまう。


    コミュニケーションをとるうえで重要なことは、自分の「伝えたい内容」と相手が「受け取った内容」を一致させること。

    その上で、突破しなければならないのが受け手のプログラム化されたフィルターです。

    これを読めば、NLPを使用したフィルター除去の方法が分かります。

    マンガなので簡単です。

  • 決定権
    プリフレーム
    省略・歪曲を是正する質問は詰問になりがち
    正しいコミュニケーションを求めているのではなく、安全なコミュニケーションを求めている
    買いたいと思うが、買わされたいとは思っていない。
    バックトラック

    ペーシング
    リーディング(変化)
    共通の価値観

    ビリーフ(価値観・観念)

  • マンガという取りかかりで、NLPをどの場面に活かすことができるのか?を感覚的に学ぶことができる。しかし課題解決の過程はビジネス書と同様の書き方なので、しっかり読み込まないと理解するのは難しい。ざっとマンガ部分を読み、自分に当てはまるな?と感じたらじっくりと読むとよいと思います。導入本としては○、深堀としては物足らずといった感想です。

  • 伝える力と問題解決力を高める手法をマンガを通じて学べる。色々なテクニックも書いてあるが、一番大切なのはラポールを構築すること。「出来事そのものはいつでも無色透明で価値は決まっていない」「承認は究極の安全安心を提供する」

  • 1度目読んだときあまり理解出来なかったけど再読してみて少し理解出来ました。
    もう少し深く勉強してみようかな。日常生活だけでなく仕事でも役に立つことは間違いなさそう❣

  • 他のマンガ形式のビジネス書に比べて、分かりづらく感じました。

    今までに読んだマンガ形式のビジネス書は、マンガパートは題材となっているツール・フレームワークを実践する様子(実例や用例)を描いていることがほとんどでした。しかし本書は、マンガ内で登場人物がNLPについて講義するだけの場面が多かったように思います(特にStory 4以降はその印象が強いです)。

    これでは舞台設定や登場人物を使ってマンガで説明する必要性がなく、箇条書きを用いて説明する文章オンリーの書籍の方が、かえって要点が明確になって分かりやすいのでは、と思ってしまいました。

    また、ミス・コミュニケーションの原因が省略・歪曲・一般化にあるという話ですが、これを私は各自解釈が異なるあいまい点を明確にしないまま話を進めることに原因がある、と受け取りました。

    つまり、正しく物事を進めるには、相互に誤解なく認識を共有するためのコミュニケーションが必要ということだと思うのですが、それに反して本書の記載に抽象的な記述(読み手によって解釈が分かれる記述)がいくつかあるため、その正しさ(正確な認識の共有)を理解はしつつも本書に対して懐疑的な念がどうしても芽生えてきてしまうのです。

    その極みがPart 4の解説で、「言葉が世界を支配する」「苦しみを作り出す問題は常に間違って描いてしまった頭の中の「地図」にしかない」などは、著者が何を伝えたかったのかを正確に掴むのが非常に難しく感じました。

    それもあって、Story 5(Part 5)は催眠術師のお話のようにしか思えず、書かれている言葉を認識しながら読了したものの、その内容はほとんど頭に入ってきませんでした。NLPについては別の書籍で学習しなおそうと思いました。

  • 非常に興味深く、著者の他の本も読みたくなった。
    場合に応じて、曖昧と厳密の使い分けが大事。

全45件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1970年生まれ。
経営コンサルタント会社を経て、2002年に能力開発トレーナーとして独立しNLP普及を開始する。
2005年にNLPラーニング社を設立し、NLP(神経言語プログラミング)の
資格認定コースと、NLPを応用したリーダーシップ、ビジョン実現、
イノベーション、コーチング、カウンセリングなど多彩なテーマの公開セミナーを全国各地で行っている。
国内のNLP指導においてはもっとも実績があるトレーナーの一人である。
2020年5月現在までにNLP受講者は10,000名を超える。
2009年にはオリジナルの変容プログラムである
NRT(Natural Returning Transformation)を完成させる。
人間を根本的に変容させるこれまでにないプログラムとして、
参加者から高い評価を得ている。
著書『NLPの実践手法がわかる本』『コーチングハンドブック』(日本能率協会マネジメントセンター)
『「体感イメージ」で願いをかなえる』『人生の秘密』(サンマーク出版)など多数。

「2020年 『習慣化のシンプルなコツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山崎啓支の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×