マンガでやさしくわかる事業計画書 ダウンロードサービス付

著者 :
制作 : 飛高 翔 
  • 日本能率協会マネジメントセンター
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本棚登録 : 440
感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784820748359

感想・レビュー・書評

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  • 事業の目的を明確にする
    顧客目線でライバルを洗い出し比較する
    顧客が喜び、感動するストーリーを描く
    一行でその事業を表すコンセプトを
    発送法:欠点列挙法、代替する、結合する、適応させる、修正する、他の目的に使用する、除く、並べ替える
    ターゲットを決める
    Product,Price,Promotion,Place

    新事業の参考になる本。実行の度に読み返したい。

  • マンガ⇒解説を事業計画書作成の手順で説明しており、
    私にとっても非常に分かりやすく、非常に勉強になった。

    読んだだけで、事業計画を作ることが、
    どれだけ大変なことかが分かる。
    初めて行う人が一人でやるのは正直厳しいだろう。
    アラや抜けだらけで稚拙な計画書となってしまうと感じた。

    計画書に記載すべき項目も整理されており、
    それがゆえに駄目な事業計画も一目瞭然。
    具体的なターゲットも定義せずに、
    ざっくり○件受注するという計画は、
    ほぼ実現することが出来ない。

    収支計画(投資回収計画)も非常に重要。
    せっかく良いビジネスモデルであったとしても、
    利益が得られないのであればやる意味が無い。

    上記のような調査・分析が練られていない計画書は、
    まさに「絵に描いた餅」なんでしょうね。

    色んなことを調べて作る必要あるけれど、
    何よりも大事なのは計画に対する想い。
    しかも顧客視点での想いが無い計画書は、
    独りよがりで顧客にも響かないだろうなあ。

    【勉強になったこと】
    ・事業計画書作成ステップ
     アイデアを出す・ふくらませる
      ↓
     やる理由と目指す方向を明らかにする
      ↓
     商品・サービスを検証する
      ↓
     ストーリーと型で商品・サービスを磨く
      ↓
     売れの道筋を作る
      ↓
     事業収支計画を作る
      ↓
     アクションプランを立てる

     上記のうち、意外と無いのが「売れの道筋を作る」
     初めてで分からないから立てづらいのかもしれないが、
     無いと利益が出るかどうかも分からないし、
     誤ってたときの軌道修正も出来なくなってしまう。

    ・無理矢理アイデアを広げる方法(SCAMPER)
     Substitute(換える/代替する)
     Combine(結びつける)
     Adapt(適応させる)
     Modify(修正する)
     Put to other purposes(他の目的に使用する)
     Eliminate(除く)
     Rearrange/Reverse(並べ替える/逆にする)

    ・投資家に説明するときは、どれだけ事業に対しての
     思い入れ、やる気があるかをアピールする必要がある。
     上記に加えて、成功体験を追加しておかないと、
     苦境に陥ったときに失敗してしまうのではないか?
     と不安をいただいてしまう。
     この成功体験は、別に事業に直結してなくてもよい。
     過去にリーダーとして率いた経験や、
     目標達成した経験が語れればよい。

    ・事業コンセプトの要素
     顧客、商品・サービスの特徴、独自性、
     ビジネスモデルの仕組み、提供価値

    ・ブルーオーシャン戦略を取るのは非常に困難。
     確実に競合がいると認識して事業計画を作成し、
     独自性(競合と比較しての優位性)を提示すること。
     仮に競合がいなかった場合は、
     「検討したけど採算が合わないからやっていない」
     「そもそもニーズが無い」
     のどちらかである可能性が高い。

  • 事業計画書の概念、考え方について、マンガとポイント整理にて非常にわかりやすくまとめられている本。基本的な部分ながら、要点が頭に入るため、テキストとしても利用できそう。良著である。

    <メモ>
    7つのステップ
    ①アイデアを出し、膨らませる
    ②目指す方向を明らかにする
    ③商品サービスを検証
    ④ストーリーと形で商品サービスを磨く。ビジョンストーリーを作る
    ⑤売れる道筋をつくる
    ⑥事業収支計画をつくる
    ⑦アクションプランをつくる

    アイデアを出すための三要素 「発想法・熱意・経験」

    評価の視点7つ
    ①ニーズ②シーズ③新規性④規模感⑤独自性⑥実現性⑦収益可能性

    提案の型4つ
    ①問題解決型②指名理念型③実現手段型④あるべき将来像提示型

    提案者には成功体験、やる気、思い入れが必要

    事業コンセプトに必要な5つの要素
    ①顧客②サービス特徴③独自能力④ビジネスモデル⑤提供価値

    ターゲットと競合含めた環境を考えること。

  • 漫画でサクサク進めてくれるので、事業計画書の作成方法がざっくりと掴めた。後は実際に作ってみるだけ。

  • 事業計画書の作り方について学ぶことが出来た。

  • 事業をゼロから作る時のフローと、各フロー毎のポイントがわかりやすくまとまった本。事業の全体像を抑えて、日々の自分の仕事が全体のフローの中でどこに位置するのかをイメージするのに役立ちそう。

    事業として既に成立している会社に所属しているため、事業そのものを立ち上げることをあまり意識したことは無いのだが。ゼロから1を創りだすのは本当に大変だけど、ワクワク感が伴うものだと再認識。創業100周年という節目に、事業化したその当時のビジョンや想いをもっと考えないといけないんだろうな。

  • 一回じゃ頭に入りきらなかったですが、何回か読めば知識が身に付くと思います。マンガも途中に組み込まれていて、とてもわかりやすかtったです。

  • 漫画と解説を50:50で構成された読みやすい本です。
    初心の方なら、ざっと漫画を読み通してから、解説を
    読むとわかりやすいでしょう。

    新しい事業を始めるときに、押さえておきたいポイントが、
    1日でわかります。
    作者が推奨されるビジョンストーリーは、企業や事業の
    ありたい姿を具体的に文章にすることで、将来像が鮮明に
    なります。とても参考になりました。

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著者プロフィール

株式会社ユニバーサル・ワイ・ネット 代表取締役
オフィス井口 代表
岐阜県出身。東京大学 文学部社会学科卒業、シカゴ大学MBA
日産自動車にて情報システム部門、海外企画部門を経験、中期計画・事業計画を担当。三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)にて、中堅~大企業向けに中計策定支援をはじめ、数多くの経営コンサルティング案件を手がける。その後、IT系などのコンサルティング会社を経て、2008年にオフィス井口設立。2009年から株式会社ユニバーサル・ワイ・ネット代表取締役。
2010年代には中央大学ビジネススクール客員教授、立教大学経営学部兼任講師、対外経済貿易大学客員教授(中国・北京)等も務める。
クライアント企業の中期経営計画策定や新規事業企画コンサルやワークショップ方式の企業研修講師を多く務める。コンサルや研修の中でストーリーテリングを使った「語り方」の指導を行う。研修・講師実績多数。研修・セミナー等は年間100回程度のペースで実施(zoom等を使ったオンラインセミナーや研修も実施している)。

「2022年 『リーダーのための人を動かす語り方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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