透白の殺意 (ぶんか社文庫 (き-2-2))

著者 :
  • ぶんか社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784821151936

感想・レビュー・書評

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  • 本格医療サスペンスとあったが、期待はずれだった。

  • 桐内製薬本社副作用情報室。ファックスが一枚の副作用が疑われる死亡報告書を流し出した。それは本当に副作用が原因の死なのだろうか。それとも…。一件の死亡報告は、人間の欲望と愛憎を赤裸々に晒し出していく序章に過ぎなかったのである。真相はどこに?犯人は?そしていつ始まったのか?

  • 2017.10.14-78
    ストーリー以前に文体に難あり

  • 2015.1.20-7
    本格医療サスペンスと言うので期待したものの、説明口調の会話には違和感も多く、思わず添削したくなるような文章でまことに残念。

  • 最近はお医者さん業だけではやって毛内の?なんでみんな小説書くんだろうなぁ(笑)エッセイとかなら分かるんだけど。
    現役医師が書く物としてなら海堂さんのほうが好きかな・・

    これ最初ハードボイルドか官能小説かと思った(苦笑)
    結局の所薬の副作用なんて単なる事件に関わるきっかけで全く関係なかったねぇ。

    善二郎がこれだけの事をしておいてあっさり(ではないのかもしれないけど)死んでしまうのはすっきりしないし、美鈴がいなくなってお終いって言うのもすっきりしないなぁ・・

  • 文章もシャープだし、現役医師らしく医療現場の描写もリアルでいいですが、登場人物は少ないせいか、伏線の張り方がちょっと雑というかわかりやすいのが気にはなりましたね。。。でも、伏線はどこかでわかるものなので、そのあとの人間の「業」だったり、「影」の部分を浮き彫りにしていく展開は読んでいて引き込まれるものがあります。

    わかりやすい分先に進みやすいという利点もあった気がします。

    ただ、本格医療サスペンス小説で、主人公が副作用解析医なので副作用のことをどんどん進めていくかと思ったら、副作用とはまったく関係ないところにどんどんと展開していくので、途中「副作用の話はどこに?」と疑問を感じたのは確かですね・・・

    まだ第一弾しか読んでいないので、今後の展開はわかりませんが「副作用を言及する物語」というよりは、「副作用を疑うことから新たな問題点を見つける物語」となっていきそうな感じです。

    副作用の件は早々に切られていますが、途中の展開では人工呼吸器の扱い方、カルテについての情報など現役医師らしく医療現場の情報が盛り込まれているので、医療(系)サスペンスとしては読みごたえのある作品でした。

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