「乳がん」かも、といわれたら-乳がんの最適治療2011~20 (日経BPムック)
- 日経BP (2011年4月2日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822232900
感想・レビュー・書評
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「私は大丈夫」は大間違い!
すべてのがんの中で最も罹患率が高いのは乳がんなのです。
いまや、女性の16人に1人がかかる「乳がん」について、正しい最新知識をわかりやすく提供します。
昨年「病院選びの決定版」と大反響を呼んだ、
日本で唯一の「全国520医療機関の乳がん治療実態調査」のバージョンアップ最新版も掲載。
これまでのがん実用情報は、手術実績主義で医療機関情報を提供するものが中心でした。
しかし、がん患者および患者予備軍、そしてその家族に必要なのは、このような「過去の情報」だけではありません。
がんの種類や自分のがんのタイプに合った正しい検査と治療(標準治療)を受けて、
治療後も高いQOL(Quality of Life、生活の質)を保ち、命を守るための情報こそが必要なのです。
また、特に「乳がん」は乳房摘出を失うリスクも含め、女性のQOLに大きな影響を与える病気。
本ムックは乳がんを早期に発見し、適切な治療を受けるためにすべきこと、
その治療法や手術後のケア法、そしてや全国520の医療機関の治療および支援データなどをまとめた、
本邦初の「乳がんムック」です。
【主な内容】
◆2011年乳がんトピックス~乳がん患者を応援する注目の取り組み
◆はじめに 女性と乳がん
◆検診と診断
40、50代女性が受けるべき一次検診の内容と頻度
精密検査を受けるときに知っておきたいこと~病理検査の重要性~
家族性乳がんとは
◆乳がんと診断されたら
術前~治療を受ける前に知っておきたいこと、行いたいこと~
病状を把握する~あなたの病期(ステージ)は?
乳がん治療ABC
乳腺専門医の意見の聞き方
乳房再建術について
患者会情報
支援センターの取り組みとその活用
◆標準治療を知って、一番合う治療を選ぶ
標準治療とガイドライン
治療前の検査
標準治療を知る
転移・再発した乳がんの治療法 最適な薬物療法
◆副作用を乗り切るために知っておきたいこと
◆がんを取材する女性編集者・記者が「自分がかかりたい医療機関」
◆治療にかかる「お金」の問題
◆がん患者を支える子供や夫など家族のための心のケア
◆治療中も快適に過ごすためのメイク・ヘアケアなどのコツ
◆全国約520医療機関の乳がん治療実態調査
診断の鍵を握る病理検査体制から術後ケアの充実度までわかる唯一の調査詳細をみるコメント0件をすべて表示