AIが同僚

制作 : 日経トップリーダー  日経ビッグデータ 
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822235925

作品紹介・あらすじ

2020年、AIと働く未来は、確実に明るい――
国内の一般企業から最先端まで活用事例が満載
“AIが同僚"となる2020年の新しい働き方をわかりやすく解説

あなたは、AI(人工知能)に自分の仕事が奪われると思っていませんか?それは間違いです。AIを業務で活用することで生産性を上げたり、創造的な仕事を増やし、競争力を引き上げることができるのです。

AIが本格的に活用される時代、社会はどう変わり、企業はどのように変化していくのでしょう。そしてそのとき、人間に求められる能力とは、どんなものなのでしょうか。本書では、ビジネスの現場で採用事例とグローバルの最先端で活躍するAIの専門家による解説を通して、AIをうまく活用し、人間が能力を存分に発揮できる未来の新しい働き方を示します。

野村総合研究所が英オックスフォード大学と研究して話題となったAIによって代替可能性が高い仕事について、「運用、顧客サポート」「販売、マーケティング」「製造、物流」「人事、人事管理、総務」各分野の業務別分類・分析も掲載しています。

現場から経営まで、全業界のすべてのビジネスパーソンに、「近未来の常識」として備えるべき知識の詰まった1冊。日本が直面している人口減や高齢化を乗り越え、人間が能力を存分に発揮する未来を実感できるはずです。

●いまなぜAIなのか?人類はどう向き合うべきか
●「AIが同僚」の時代に向けた働き方のロードマップ
●AIによって代替可能性が高い仕事とは?600職について試算・分析
●職場での実用化の今と未来 30社の最新導入事例を職種別に解説
●遺伝子分析、ソムリエ、CMクリエイター・・・AIの進化と専門技術 ほか

<インタビュー>
ハウステンボス社長 澤田秀雄氏
三越伊勢丹ホールディングス社長 大西洋氏
ライゾマティクス取締役 真鍋大度氏ほか

感想・レビュー・書評

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  • 今見ると当たり前のように思えたがこの本が出版された5年前とchatGPTが話題となっている今を比較すると改めてAI活用の進歩の速さに驚いた。
    AIによって自動化するだけではなく楽しい体験を届けることという観点、
    コンセプト立案の重要性などは人間ができることとして意識していきたい

  • AIについて全く知識がない中で読み始めましたが理解しやすく、多くの事例が記されているため、そうかあれもAIのおかげなのかと身の回りのAI機能にも気付かされました。
    基本的なAIの得意分野や課題点等も理解できてよかったです。
    はるやま商事の方のAIはもう1人の自分という言葉が印象に残りました。

  • 今現在すでにAIを導入していたり、AI導入を検討している企業のキーマンの記事の再編集版。
    ひとつにまとまっているので、非常に読みやすい。
    特にこの中で、HISを率いる澤田社長の言葉が非常に興味深い。
    ハウステンボスを大復活させたことで超有名人だが、語っていることはものすごくシンプル。
    ハウステンボスに住んで、顧客やスタッフの動きを常に感じられる距離にいる。
    決して「監視」ではない、徹底的な「顧客目線」なのである。
    この澤田社長が「ハウステンボスをAIの巨大実験場にする」と言う。
    実際に、ハウス内ホテルには接客ロボットを設置し、人員効率化を図っている。
    人間の社員は辞めさせられるのではなく、よりクリエイティブな仕事をすべく配置転換されていく。
    AIによる顧客動向の分析も進める。
    法律を変えて、特区内で何かを行うのではなく、ハウステンボスはあくまで「私有地」。
    巨大な私有地は、実際に「ほぼ街」と言っていい規模の大きさだ。
    この中で、「ITに特化された都市」とはどんなものかを、試行錯誤しながら実験していく。
    これは本当にスゴイ!
    本当にAIは「仕事を奪うのか?」「同僚なのか?」
    答えは既に出ている。
    その答えを理解している人だけ、未来に生き残れる。
    さて、当社社員はどれだけ生き残れる?
    (2017/2/10)

  • ふむ

  • 各業界、業態のAIへの取組が書かれている。AIが人間の仕事の支援なのか同僚的地位になるのか、それとも代替される脅威があるかリアルな今を知れる。人事分野から退職可能性までAI分野に入っているのは知らなんだ

  • 2018年3月11日読了

  • 2017/10/13読了。
    人事の仕事をしているが、AIに取って代わられるという話が聞こえ、少し気になっていたため手に取ることに。
    どういう仕事がなくなるのかはなんとなく想像はついたものの、現時点でどの程度のところまで来ていて、この後どのようなスピードで進んでいくのか。
    そこがぼんやり見えて来た気がする。

  • データサイエンスの一部の業務をAIで代替するソフト 「データロボット」
    スマホアプリ 「うつレコ」
    ダイキン工業 自社空調機むけ遠隔管理サービス 「エアネット」

    いすゞ自動車 2015/10 フルモデルチェンジしたシンたがトラックに可動監視サービスを標準装備

    はるやま商事 AIの活用で広告宣伝費を圧縮 はるやまアイシャツ i-shirts
    九州ディスカウントストア AI活用 レジ待ち10分後予測
    IDOM(ガリバー) AI活用 中古所価格の予測システム、
    JIN 似合う眼鏡を判定

    FRONTEO 電子メール自動監視システム Lit i view email auditor 企業受け情報漏えい対策サービス


    日立製作所 賛否が分かれる議題に対してAIが賛成反対の意見を提示

    サイトビジット AIで理解の復習の必要性を判断 個人に応じた学習教材を提示

  • 25年前のパソコンと同様に、今後、AIとどのような付き合い方をしていかなければならないのか、考えさせられた本

  • AIは人間の労働にとって変わる脅威なのではなく、定型的な労働を行ってくれ、人間がよりクリエイティブな労働を割く時間を増やすための同僚であるということを事例と合わせて言及している書籍。今後はAIをどのように扱えるかが鍵となることを理解することができた。

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