- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822237721
作品紹介・あらすじ
込み式の演習(ワーク)を通して、本物のデータ分析力を身に付けられます。
本書で学べるデータ分析の鉄則は、どんな業種・業態の人でも役立つ汎用的なものです。これらは、大阪ガスのデータ分析専門部隊が長年積み上げてきたノウハウの一部です。小難しい理屈はかみ砕き、必要最小限の知識で効果を出せるワークを、ふんだんに盛り込んでいるので、体でデータ分析を覚えられます。
5人の共同著者らは本書の内容を基に、2日間のワークショップという形で全国約1500人にセミナーを提供してきた実績があります。本書では、そのセミナーとほぼ同じ内容を、自分のペースで体験できます。
感想・レビュー・書評
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データ分析(統計学)を通じてビジネス課題を解決するためのワークブック
プロローグ
データ分析にあたっての大切な心構えについて書いてある。
1章 データ分析を設計する
データ分析をする前にやっておかなければならない問題領域の設定、評価軸の決め方を説明してある。
2章 データを事前にチエックする
データの性質を知りクレンジングする
3章 分析方法を選ぶ
データの特性を表現する代表値(平均値、中央値、最頻値)の説明、平均値ばっかりではダメです。
クロス集計でデータ群を分ける
4章 ケース実習「新商品の配置問題」
ワーク問題 いままで習ったことで課題を解く
5章 標準偏差を使おう
標準偏差の基礎概念とエクセルを用いた計算の仕方。
6章 グループ間の差の確からしさを検証する
2つのグループ同士の平均値に差異(有益な違い?)が認められるかをp値で判断する
7章 分析結果の受け止め方と伝え方
データ分析の結果だけに囚われずに冷静になって判断すること
たぶん一番難しい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
データ分析初学者向けのワークショップ講義内容をほぼそのまま書籍化したど思われる。図表なども使用したパワーポイントやエクセル画面をそのまま貼り付けなので、書籍としてはところどころ読みにくい。一部エクセルの関数等の説明だったり、差の分析ツールなど中身を理解させないまま進む難点もある。
ただ講義を受けるコストを考えると、この一冊で簡単に手を動かしながら一連の作業を体験できるのでメリットはあるかな。(面倒なところはちょっとさぼったが)。
詳しいことはまた別途勉強が必要。 -
データ分析の基礎の基礎が分かる。
一番参考になったのは第一章の、分析の観点を説明した箇所でした。 -
データ分析時の心がけ
1 何のために、何を知ろうとしたか
2 そのためにどんな仮定を置き、どの範囲を考えに入れたか
3 どんなデータを使って、どんな意味合いの数字を出したか
データ分析の手順
1 問題領域の決定
2 評価軸の決定
3 要因(各評価軸の構成要素)の列挙
4 分析
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書籍サイズと図解の古めかしさが気になるが、データ分析手法そのものではなく、分析の”前後”の手法に着目した書籍。
ワークを解くことまでしっかりするべきだか、それをやると読むのにかなり時間はかかる。 -
ちゃんと読み始めたら、面白いこと!
スラスラーっと読み飛ばさずにちゃんと手を動かしてワークしてかないと意味がないと思う。
スライドをそのまま本にしただけあって、
これ、本なのかな?っていう低クオリティなのは否めないけれど、中身は本物
自走させてあげるには?
ってのをちゃんと考えてくれてる気がする。 -
微妙
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・講座を聞いているような展開で、2時間くらいで終えられるのが良い。
・手を動かすよりも頭を動かす、という当たり前の点が学べる。
・意外に思考の癖があるなと思ったので、人の型に併せて考えてみる、という体験には良い。 -
★データ分析の設計や、データのクレンジングまで指導してくれる。実践的。
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ある事情にて購入しましたが、データ分析というタイトル以上に多くのことを学べる優良本でした。エクセル能力、提案書の見せ方など学ぶこと多しで、ビジネスマンは一読の価値あり☻若手に回そ。