- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822239251
作品紹介・あらすじ
「計画通りにいかない」と悩むなら
この本からやり直そう!
好評の「誰も教えてくれない」シリーズ本の1冊です。
仕事をする上では必要なんだけど、会社(もしくは学校)で教えてもらうことがまずないスキルにフォーカスしています。
本書のテーマは「計画するスキル」。仕事をする上で欠かせないスキルですが、「計画を立ててもその通りに進むわけがない」。
そう思っているあなたにこそ、本書を読んでほしい。
計画とは「守る」ものではありません。計画とは「基準にする」もの、「使う」ものです。
本書の特徴は、正しい考え方を学べるだけでなく、ご自身のスキルとして確実に身につけられることです。
スキルを習得するまでの「プロセス」をステップごとに解説しています。
本書で解説している方法を普段の仕事に取り入れることで、仕事で役立つ「計画するスキル」を誰でも身につけることができます。
感想・レビュー・書評
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ガントチャートは単なるコミュニケーションツールであるとの考えはまさに目からうろこ。普段の仕事では真っ先にガントチャート的な日程表を作ってしまいがち。やることが明瞭に決まっており、一つひとつ順番にこなせばよい仕事であればそれでも良いのでしょうが、特に新しいことに取り組む場合だとそれでは不向きだということがこの本を読むとわかってきました。
その点、プロセス・フロー・ダイアグラムであればタスクの前後関係、いわゆるクリティカルパスも識別することができ、やることと日程決めに有効であると思えました。 -
1 どんな本?
「教わる事がないビジネスマンの必須スキル」を
教えるシリーズの一つ。初学者は計画の概念が変
わる一冊。
2 なんで読んだの?
(1) 計画を教えてくれる本を読んだ事が無いか
ら。
(2) 計画の仕方を知りたい。
(3) 計画を作れる状態になりたい。
3 著者の問題提起
役に立たない計画ないですか?
4 命題に至った理由
計画の作り方を知らない人が多いから。
5 著者の解
戦略とプロジェクトが繋がってガントチャート
まで落とし込む。(その間も重要)
6 構 成
7 重要な語句・文
(1) プロセスツリーダイアグラム
(2) インプット〜プロセス〜アウトプット
(3) 要求理解〜上司・顧客は何を求めているか?
(4) 目的・目標を明文化する。
(5) 成果物を定義する。WBSで。
最終成果物を定義し、それを構成する成果物
を定義する。
(6) マイルストーンを定義する。
(7)
8 感 想
ビジネスマン向けの本で私には難しい内容だと
感じた。
刺さったのはプロセスは具体的にと言う事。米
を炊くでは無く米と水を加熱すると表現する事。
深く知りたい事はプロセスツリーダイアグラム
の事。最終成果物から逆算する事は分かるがプロ
セスツリーダイアグラムはどう役にたつ?
人に勧めるなら要求理解。何のためにやるんだ
ろ?と言う事。6Rブランクが有効。
グラフがたくさんあって説明が分かりやすかっ
た。
タイトル以上の計画するスキルだった。ビジネ
スマンの常識が無いと理解が難しいと思えたが、
見直して自分の計画に活かしたい。
9 TODO
本書を参考に自己成長の計画をしてみる。
10 問 い
何のために?
11 答 え
意義ある事の為に。
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■感想
とても面白かったし、わかりやすかった
以前にプロジェクトマネジメントの本は読んだが、体系的かつフローがわかりやすいのはこの本だった
特に要求定義の真の要求を理解するは、わかっていたつもりだったが、深くは理解できていなかったことを実感した
何度も繰り返し読んで、これから活かしていきたい
■意見
プロジェクトでも普段の仕事でも、目的やゴールは何なのか?と意識している人は少ないのでは無いか
実際自分も出来ているつもりでいたが、深くなぜ?なんでこれが必要?と考えが足りないと思った
なぜ?から具体策を文書化し、ステークホルダーなどと納得感を持って取り組むことがとても重要だと感じた
少なくとも、これからは「真の要求」が明らかにならないうちは、どのようにやるかは考えない
■気づき
計画は「守る」ものではなく「使うもの」
計画は守らなければならない、と固定観念を持っていた。計画はいわば地図だ。うまく使う
仕様の奥にある「真の要求」を理解する
なぜ?は~したいにつながる。~したいの事実や解釈を紐解く重要性
WBSは作業分解図ではない
成果物を分解する。完全に作業を分解していました
成果物から逆算して作業を考えるということ
■ToDo
6Rブランクは、プロジェクト以外でも使用できるので、これをフレームワークとして常に考えたい
自分のゴールを決めて、計画を立てる
https://self-methods.com/rn-planning-skills-that-cant-be-taught/ -
完璧主義的な性格がある自分にとって、計画が完璧に立てられないことに悩みを感じていた中で手に取った1冊。
そもそも、計画とは「守る」ものではなく、「使う」ものであり、カーナビのように常に見直しが必要であるもの。
基準として変更したり、人とコミュニケーションをとったりするためのツールであり、「計画」に関する捉え方を学べたのは良かったと思う。
プロジェクトや仕事の「不確実性」に嫌気がさすこの頃だったが、そもそも不確実なものを実現するからこそ価値があるのだし、そのために「計画」があることを身にしみて実感することができた。 -
プロジェクト計画を考える上で必要なプロセスを順を追って学ぶことができる。
本書を参照しながら実践していくことでプロジェクト推進能力を養えそう。
・要求理解は6Rブランクで
・いきなりタスクを考えるのではなく、成果物を定義することから始める
・成果物の作成をマイルストン化する
・プロセス設計→タスク分解の順に進める -
計画する工程前にある、要求理解と構想段階こそが大切だという気づき。計画のhowto(フレームワークやドキュメント種類と活用方法)は、特徴がエッセンス的にまとめられているので、こちらの本を導入的に読んであたりをつけて、専門書と組み合わせるのがよさそう。
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今、欲しかったものはコレでした。
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何かを計画する上でのノウハウがわかるかと思ったら、プロジェクトマネジメントの内容をまとめただけだった…こういうフレームワークを知ってるけど、実行してうまくいかない時にどうするかが知りたかったんだけど
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言っていることは至極的まともで当たり前のことなのだが、これをしっかり理解すること、実行に落とし込むことが大事なのだろう、と思わされた。
会社に置いておき、計画前に通読したい一冊。