スリープ・レボリューション 最高の結果を残すための 「睡眠革命」

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  • Amazon.co.jp ・本 (484ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822251918

作品紹介・あらすじ

睡眠を犠牲にするほど愚かなことはない!

睡眠不足のとき、脳は酒気帯びと同じ状態に陥り、判断力も生産性も低下する。
それが続くと、糖尿病や癌、認知症など病気のリスクも高まる。
睡眠は、ほかのどんな方法よりもプラス効果がきわめて高い「究極の健康法」だ。
睡眠を犠牲にして何かしようとするのは、「愚の骨頂」といえる。
睡眠の質を高めることで健康だけでなく生活も、仕事も人間関係も劇的に改善する。
人生を豊かにする「睡眠革命」に今すぐ取りかかろう!

感想・レビュー・書評

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  • カフェインに気を付ける。
    寝酒はしない
    昼寝の活用

  • 眠れない人へ、というより眠りを軽視しがちな経済システムへの警鐘、という側面が強い。

    ”眠り”がどれほど重要かを、脳科学や心理学、医学、精神科学などの研究や文献、さらには思想や文学書など、様々な角度から検証し実証してある。

    さらには多くの研究者、作家、経済界・財界・芸能界・スポーツ界の人々の証言を集めてあり、もはや反論の余地がない。どうやって眠るか、よりも眠ることが重要と言うのは身に染みて分かった。

    一方で、様々な方法も列挙はしてあるが、ほとんどが英語圏ベースのアプリやホテル、快眠に繋がるグッズなのでちょっと取り入れにくいかもしれない。

    しかし、これだけ睡眠の重要性が羅列されると、眠れる眠れない関係なく、”眠ります!”と言ってしまいそう。

  • <くたくたになるまで働いて得た教訓は、とにかく眠らなくちゃってことだった>


    『スリープ・レボリューション 最高の結果を残すための 「睡眠革命」』ほど、眠ることへの真剣な取り組みを示した本は、読んだことがありません。

     著者は、ニュースサイト『ハフィントンポスト』(現ハフポスト)を立ち上げた功績を持つ裏で、初期から燃え尽き現象に見舞われていたというアリアナ・ハフィントン氏。子育てしながら仕事の手も抜かず、猛烈な働きづくめだった彼女を、過労が打ちのめしたのでした★
     疲労困憊の体験を通して彼女が得た教訓は「とにかく眠らなくちゃ!」だったわけだ。しかも、自分が休養を欲するだけではなく、周りにも睡眠の大切さを知ってほしいという思いが高じて、使命に変わっていったようです☆

     このアリアナ・ハフィントンさんという方、そうと決まると何でもとことんやり抜く気質なのではないでしょうか(だから倒れてしまったんだろうけどね……)。彼女の強烈な関心が、睡眠に関する知識と情報を全方向から引っ張ってきたおかげで、この本ができたのです。

     自身の体験談はもちろん、睡眠負債が招く危険、判断ミス、重大な事故を徹底ピックアップ★
     睡眠の質を高める方法をリサーチし、重要性を力説☆
     また、有史以来、人類には眠りと夢が欠かせず、夢のお告げを重視していたよね、ということまで、この本は思い出させてくれたりもするのです。
     その一方で、ろくに寝ないで働いたぜ、なんて苦労自慢は過去へと押しやってくれるのを、爽快に感じずにはいられません♪

     他の人がデータを集めてきて並べるのと、人間アリアナが睡眠について語ることの意味は、まるで違うのです。眠りに対する執念めいたものが、どんな作家やライターにも出せない価値を加えています。
     ハフポストもちょくちょくアクセスするのだけど、本書を読み終えたいまは、彼女が興した新メディア『スライブ・グローバル』こそ見たくなりました。日本版は創刊されないのかな?

  • ハフィントンポスト創設者による、睡眠革命の本。といっても、単に「どうすれば睡眠を改善できるか」が書かれている訳ではない。睡眠不足が現在世界にどれほど蔓延しているか、どれほどの実害が生じているか、といった側面から始まり、著者が幅広く集めた睡眠に関する知識をこれでもかと詰め込んだ本といった感じだ。そのため、全部は読まなかった。
    訳者も述べている点だが、第6章は夢の話題だけを取り上げており、これがなかなか興味深かった。それと第3章で「かつてはほとんどの文化において、夜の睡眠は二つに分けられていた」ことを初めて知った。

  • 主張を決めて、ネットで探した情報を大量に列挙して物量で圧倒する、非常に悪質な本作りをしている。意味不明の翻訳、誤植もあり、さすが日本経済を代表する日経の系列。目次以外を読む価値なし。

  • - まとまった運動より、20-30分程度の運動を週5日間したほうがよい
    - 寝る前の瞑想
    - 消灯の30分前にはデバイス類を寝室から出す
    - 20分たっても寝られなかったら、瞑想か、仕事に関係ない読書をする

    - 食べ物を16時間取らなければ概日リズムの適応をはやめる。フライト前も含めて調整

    - 病院の雑音レベル30デシベル以下をWHO勧告

    -瞑想ガイド bit.ly/meditationforsleep

  • (後で書きます)

  • 睡眠の大切さと睡眠不足の弊害が繰り返し書かれています。

    ボリュームのある本なので読みごたえはありますが、思ったほどは目新しい内容はなかった。

    それにしても睡眠が人間にとっていかに大事かというのはこの類の本を読めば読むほど感じますね。

  • 名字で気づきますね。
    まああのメディアは正直好きではないかな。
    だけれども著書は面白かったね。

    睡眠が何かと悪とされているけれども
    結局は休養を大事にしないと
    人は本当に摩耗しちゃうということ。

    じゃあどうすればいいか…
    これは本当気持ちを…とかで
    決定的な方法はないのよね。

    うん、難儀だ。

  • ●読後の感想
    ・国内で出版されている、睡眠本を普段から何冊か読んでいるので、「今更感」な情報ばかりだった。タイトル、本の厚さ、結構期待していたが。
    しかし、内容に関しては睡眠初心者や睡眠についてこれから学んでいこうと考えている方にとってはオススメの一札と言えるだろう。

    <はじめに>まとめ
    ★睡眠を犠牲にすることほど愚かな事は無い!
    ◎毎晩、眠りに身を任せる事は究極の
    →「手放すこと」だ
    <第1章>睡眠危機の時代
    ◎睡眠時間が少ないと太る
    →グリシンの分泌量(空腹ホルモン)が多くなる
    ◎鬱や不安がある人は、8割で睡眠障害がある
    <第2章>睡眠産業
    ◎エナジードリンクに依存するな!
    →短期間に大量に飲むと、おびただしい副作用に生じる恐れがある(本当の意味で翼をさずかるかも)
    <第9章>すべきこと、すべきでないこと
    ◎夜になるほど、光を暗くすること
    →メラトニンの分泌を抑制してしまうから
    ◎ブルーライトは睡眠の破壊者
    →アメリカ人の71%が枕元にスマホがある
    ◎自分の中にひきこもる
    →マインドフルネス瞑想を行おう

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