MOS攻略問題集Excel 2016エキスパート

著者 : 土岐順子

• 日経BP (2018年2月24日発売)

作品紹介・あらすじ

「Microsoft Office Specialist（Excel 2016エキスパート）」を受験する方を対象にした解説書です。MOS試験の出題範囲を完全に網羅しており、練習問題を解きながら、MOS試験の合格に必要なスキルを確実に身に付けることができます。難易度の高い問題も本誌解説や模擬テストできっちりカバー。どんな問題が出てきても、しっかり得点を稼ぐ対策がこの1冊で可能です。

MOS 2016は、MOS 2010ともMOS 2013とも異なる「マルチプロジェクト」と呼ぶ試験形式です。新形式の試験に合格できるスキルを身に付けるため、「本誌解説」「模擬練習問題」「模擬テストプログラム」の3つの教材で学習を行います。

■本誌解説
個々の機能について、練習問題＋機能の説明＋操作手順という3ステップで学習します。

■模擬練習問題
試験形式に慣れるための模擬問題です。誌面に掲載された問題に従って操作を行い、自分の解答ファイルを解答（PDFファイル）および完成例ファイルと比較し、答え合わせを行ってください。

■模擬テストプログラム（5回分）
一問ずつステップを踏んで採点結果を確認できる「練習モード」と、本試験と同様の問題形式で出題・採点される「本番モード」の2通りの方法があります。
・多彩な復習機能：間違った問題だけを再挑戦、章ごとの復習などが可能です
・採点したプロジェクトを開く：本番モードで作成したブックの内容を採点後いつでも確認できます
・プログラムのオンライン更新：プログラムにアップデートがある場合は、ワンタッチで更新できます

※模擬テストプログラムはWindows 10、8.1、7で動作します。パソコンにMicrosoft Office 2016がインストールされている必要があります。

感想・レビュー・書評

[hisaさんの感想 · 2020年8月31日]

読み終えたのはもっと前なのですが、独学で、このテキストを勉強して、今夜MOSExcel2016エキスパート試験に、1000点満点中の815点で合格することができました。

受験会場はISA新宿校で受験してきました。

このテキストはメルカリで入手しました。

テキストの内容は
第1章：ブックのオプションと設定の管理
第2章：ユーザー定義のデータ表示形式やレイアウトの適用
第3章：高度な機能を使用した数式の作成
第4章：高度な機能を使用したグラフやテーブルの作成

模擬練習問題2問

模擬テストプログラム５つです

エキスパート試験は、日本語の読解力がものすごく必要な試験です。
関数の組み合わせなどを思いつけて、条件付き書式、入力規則、ピボットテーブルの設定などでも、だいぶ頭を働かせないと、わたしにはむずかしかったです。

本番試験問題の内容をここで詳しく書くことはいけないはずですのでできません。

試験問題でも条件付き書式を設定する範囲をどの範囲まで選択すればいいのか?、入力規則を設定する整数の条件は?、ピボットテーブルのスライサーを出力するためにどう条件を変えていけばいいのか?、等で頭を使いました。

わたしは合格できましたが、正直なところ、1000点満点で合格するためには、どう考えても、このテキストだけでは不十分です。

もっといろいろな複雑な条件の問題文を解けるように用意しておかないと、1000点満点はむずかしいと思いました。

ただMOS試験のテキストは、この私が購入した日経BP社のと、FOM出版の2通りしか今は出版されていないはずです。

わたしのPCは2019ですので、本当は2019を受験するべきだったのかもしれませんが、手っ取り早くMOSエキスパートに合格したかったものですから、まだ2019エキスパート試験のテキストは出版されてはいなかったもので、手に入る一番新しい2016バージョンの試験用の、このテキストを購入して勉強しました。

誰かにとって、MOS Excelエキスパート試験受験合格のための参考になれれば幸いです。

著者プロフィール

土岐順子：専門学校講師を経て、出版社でパソコン関連書籍および雑誌の編集、記者として勤務。現在は株式会社ZUGAで書籍の企画、執筆、編集を行うほか、パソコン研修の講師も務める。主な著書に「30レッスンでしっかりマスター Excel 2013［基礎］/［応用］ラーニングテキスト」「世界一わかりやすいExcelテキスト」（技術評論社）、「即効！仕事に役立つ関数ワザ！ Excel 365/2019/2016/2013対応」「MOS攻略問題集Excel 365&2019」「MOS攻略問題集Excel 365&2019エキスパート」「Windows 10 セミナーテキスト」「情報利活用 文書作成 Word 2021対応」（日経BP社）など。

「2022年 『世界一わかりやすい　PowerPointテキスト　2021/2019/2016/365対応版』 で使われていた紹介文から引用しています。」