- Amazon.co.jp ・本 (504ページ)
- / ISBN・EAN: 9784822289003
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
聞くことの重要性を語った本であり、ハウツー本ではない。それが自分の期待値とギャップを生んだので星3。内容を否定するものではない。
・日々のやりとりや活動の積み重ねが人を作る。過去を頼りにいまこの人を理解しようとしない。
・その人が自分に話を聞かせている理由を考える。
・ずらす対応ではなく、聞き出す対応をしたい。
-
話を聞いている人ってほとんどいない。
頭の中で違うことを考えたり、次の話す内容を考えたり。
-
好奇心を持って相手の話日経新聞耳を傾けることが大事。
-
とにかく、聞くことが最高の知性であり、人生において大切なことが、様々な角度から語られている。全身全霊で聞くこととは何か、を頭に入れて実践あるのみ
-
加藤紗也香 おすすめ
33【一般】361.45-M
★ブックリストのコメント
「聴くこと」の本質について考えさせられる一冊です。 -
”
ソーシャルメディアは、民主的です。
なぜなら、誰かを通すことなく、編集されていない意見を、誰もが世の中に向かっ
て発信できるからです。
一方で、ソーシャルメディアは、非民主的でもあります。
─ 184ページ
”
SNSは自分のタイミングで自分の意見を書けるし、気に入らない意見を視界から外すのも簡単だ。
コミュニケーションの中心がSNSになって「聴く」という能力が劣化してしまったのではないかと思う。世間も俺も。
”
人として成長する唯一の方法は、反対意見に耳を願けること
─ 194ページ
” -
多くの書籍にある小手先のテクニックではなく、「聴く」ことの大切さやメリットを多くの研究や経験に基づき、体系的に整理して書かれた書籍。約500ページのボリュームの多い書籍だけど、内容は多くの実例や調査結果などを用いて、とてもわかりやすく書かれているため、読みづらさは感じず、楽しく読めた。
多くの書籍で書かれている「オウム返しや言い換え、要約」などは傾聴の本質ではなく、相手に関心、興味を持ち、学ぶ姿勢をもって心から「聴く」ことが重要で、一朝一夕で身につくものではない。ただ、努力して傾聴を身につけることで、自身の成長や周りからの信頼など膨大なメリットを得られる。
自分も「聴く」力を鍛えたいと強く感じた。 -
人の話を聴くことが、聞き手のためになる、という視点は今までなかった気がする。
-
端的に言うと、惜しい。
一つ一つの内容は、分かりやすいし共感できる。
ただ、体系的にまとまっておらず、話が短発であり、短編集を読んでいるような感じであるため、何度か読み返さないと、理解は難しそう。