最高の企業文化を育む「少数」の法則

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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822289867

作品紹介・あらすじ

「文化」こそ成長の原動力!

企業文化を刷新するのは困難だが、今ある文化を改善し、組織の価値を高めていくことはできる。あなたの会社の重要な「少数の要素」(クリティカル・フュー)を見つけ出し、行動を始めよう!

世界の先進企業が実践している「カルチャー・イノベーション」のノウハウを凝縮!

もし、あなたが組織のリーダーで、ビジネスを新たな方向に動かすチャンスを探しているのなら、その努力の一部を組織文化の向上に注げば成功する確率が高い。逆に、文化を無視したり敵視したりすれば、目標は達成できないだろう。……組織や企業を変革するには、そこで働く人々の行動を変える必要がある。そして従業員の行動を変えるには、彼らの感情に訴えなければならない。私たちが文化への介入を重視するのは、そのためだ。(プロローグより)

感想・レビュー・書評

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  • 組織の現状の中に、前進の助けとなる要素(クリティカル・フュー)を見出し、それを活用することで変革を起こす。そして、実践においては、①組織の形質(価値観?)を明らかにして行動に変換する、②少ない努力で大きなインパクトを出せる行動に絞る、③真の非公式リーダー(公式リーダーは変革の推進に責任を負うのは当然なので、それ以外で影響力のある人)にその行動を促す、ということがポイントだと理解した。今後すぐに仕事に活かせるレベルまで理解は至っていないが、継続して理解に努めていきたい。

  • まおまあ

  • 文化を変えたくば、あれこれやらずにクリティカル・フューなる課題のおしどころに集中せよ。非常にクリアで納得生の高い話の一方、本文が冗長で、クリティカル・フューの話にどう結びついていくのか全体像がパッと理解しにくい点が難点。

  • ●感想
    企業文化は変えるのでなく、企業や組織内の各個人の中にある共通の「WHY」を見つけて、それに基づく行動に注力するのが大事と受け取った。
    「形質」というものが最後まで捉えられなかったため、自分のステージが上がった際に再読したい。

    ●なぜ読んだか
    ・企業文化の強みを生かす方法に興味があった
    ・企業文化の変え方に興味があった

    ●学んだこと
    企業文化は変えるのではなく進化させるもの
    方法は下記の流れとなる
    ①組織内で共通の形質(価値観?)を見つける
    ②形質(価値観?)を反映する行動リストを作る
    ③影響度が大きく努力量が少ない行動に絞る
    ④役職と関係なく周囲に影響力が強い人に行動を促す
    ※影響力が強い人は成果が高いチームに潜んでいる

    ●今後やること
    ・共通の形質を日々の対応から探る
    ・エンゲージメント調査の結果をみてみる
    ・成果が高いチームの中のキーパーソンを探す

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著者プロフィール

PwCの戦略コンサルティング部門Strategy&に属するカッツェンバック・センターの創業者。組織の業績、協力、企業管理、文化の問題、社員のモチベーションの専門家として知られる。ブリガムヤング大学で学び、1954年にスタンフォード大学で経済学学士号、1959年にはハーバード大学で経営学修士号を取得し、ベーカー・スカラーを授与された。朝鮮戦争時は太平洋で海軍中尉として軍務についた。ブーズ・アンド・カンパニー(現Strategy&)、マッキンゼーなどを経て現職。著書に『コミットメント経営』(ダイヤモンド社)、 『インフォーマル組織力』(税務経理協会)、『Why Pride Matters More Than Money(プライドが金より大事な理由)』など。

「2019年 『最高の企業文化を育む「少数」の法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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