- Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
- / ISBN・EAN: 9784827531398
感想・レビュー・書評
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2010/10/14 予約 10/29 借りる 11/12 読み始める。
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内容と著者は
内容 :
「運動でアンチエイジング・ホルモンを増やす」「デトックスで悪玉を追い出す」など、
ハーバード大学医師が、人間の体を全体的に見つめ直してたどり着いた、若さを保つ法則を紹介。
科学的な根拠なども解説する。
著者 :
1967年生まれ。東京都出身。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。
ハーバード大学医学部内科客員准教授、ブリュッセル自由大学医学部客員教授、東京医科歯科大学医学部臨床教授。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
従来から繰り返し言われてきている「腹八分目・適度な運動・良質な睡眠」。アンチエイジングだけではなく、免疫系等を強化して癌や動脈硬化などの生活習慣病を防ぐこれらの必要性を細かくわかりやすく説明している。ある程度これらの内容を他の書籍やネットなどで知識を得て理解している人には、よりもう少し突っ込んだ科学的医学的用語にも踏み込んで説明に加えているのが読んでいて手応えを感じる。
装丁は硬派だが、文章がこなれていて大変読みやすかった。ただ、やはり現時点では既に一般に浸透していると思われる内容が多く、目新しさはない。逆にそれらのより正しい認識を与えてくれる点で繰り返し読むのがいいと思われる。
※ここ数年、「少なく食べる事が長寿遺伝子に働きかける。」話の正否が揺れているが、2009年に著されたこの著書では正の姿勢を示している。
個人的には10年以上玄米と菜食を中心に腹7分目の食生活と週3回のダラダラな運動を続けているが、確かに何らかの理由で暴食が続くと週単位で不調を感じる。負担がかかっているな、とはわかる。
※低体温は免疫系等に良くないと言われているが、この著作ではひとつの論として「全身細胞やミトコンドリアを大切にする」ので低体温は長寿につながる話も書かれている。
※腹式呼吸が自律神経のコントロールに良いというのは「パニック症候群」対策にもよく知られている事だが、副交感神経と交感神経との相互作用についてもう少しわかりやすい説明があればよかった。 -
アンチエイジングの現状でのレヴュー。
具体的なのでわかり易い。
定期的に2〜3年に1回程度で改訂していって
欲しいくらいの内容。