日本は略奪国家アメリカを棄てよ: グローバリゼーションも共同幻想も必要ない
- ビジネス社 (2007年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784828413273
感想・レビュー・書評
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著者はアメリカ人であるが日本に帰化し京都に住んでいる。アメリカによるグローバリズム主義を批判し、日本がアメリカにひたすら追従し続けている現状を憂いている。私としては著者の言うことに全く賛成しているわけではないが、かなり共感を覚えるのは事実である。特に小泉政権以降のアメリカへの態度は目に余るものがある。郵政民営化などはアメリカに大きな利益をもたらすだろうが、日本には全くメリットが無いし、昨日もニュースで政府は日本の年金を外資のファンドに運用させることが出来るように検討中などという、耳を疑うような政策が次々と出てくる。経済も外交もアメリカ教の信者が余りにも多過ぎである。特に読○新聞上層部方面の方に読んで貰いたい本です。
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日本に40年近く住み、ついに日本に帰化したトッテン氏。多くの在日日系人(日本人でありながら日本の伝統や歴史など日本古来の価値観に疎い人)は論破されるだろう。なぜ歴代総理はアメリカ大統領の言いなりになるのか?コロンブス、チャーチルは尊敬に値する人物か?グローバル・スタンダード(世界標準)という名のアメリカナイズ?アメリカ中心のグローバリゼイションは世界を幸福にするか?「フラット化する世界」で得をしたのは誰?真の「ならず者」は誰?石油問題にも触れ、原発の危険性を2007年に指摘している。脱帽です。
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先日、著者に会う機会があり、その人柄に惚れこみ本を読んでみたくなった。
私の思っているアメリカへの考えととても似ているように思う。ただ「憲法解釈」では異論を唱えたい。
日本人として「外からみた日本」がこう見えているのか、ととても勉強にもなった。
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日本人としてアメリカと日本の立ち位置を考えたことがありますか。
とんでもないことになってます。
ショッキングです。
著者は元アメリカ人の帰化した日本人で当局にマークされてるらしいですが、
確かにこれが事実なら日本人はいつかみんなアメリカ人になってしまうでしょう。 -
石油ピークー全世界では2005年に既に突破 石油の埋蔵量はあと40年 持続不可能な石油をつかった消費社会を見直す 車から電車バスへ 肉食文化を考え直す 飛行機にのらない。輸入品を買わない 農業 暖房は床暖房、暖炉 中小企業、農家、職人、商店主こそ日本の宝