- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784828413426
感想・レビュー・書評
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普通のサラリーマンがヘミシンクという技術を用いることで、あの世や前世を見てしまう話。それをきっかけにチャネラーにもなってしまい、現在、著者はヘミシンクやチャネリングを題材として、スピリチュアルなオリジナルセミナーを展開しているとのこと。
もともとこの手の話に興味がないわけじゃなかったらしいが、ヘミシンクを聞き、ワークに参加したことをきっかけに、その辺のチャンネルが一気に開花し、そこで体験したことを日記にようにつけていたら、それが一冊の本になったのがこれ。
ヘミシンクとはアメリカのモンロー研究所で開発された特殊な音源のことで、左右で違う周波数の音を聴かせることで、脳波が特別な状態となり、それによって様々なものが見えると言う。
著者は薬学系の営業マンで、職業柄、曖昧で感覚的なものをやたらと信じることなく、あくまで冷静に左脳的な姿勢が、多くのチャネラー本との違いとなっているのだろうか。信じる信じないの話はあったとしても、実際の体験だけは疑えず、読者としても静かに読み進めるしかない。
著者は4人家族で2人の娘がいるのだが、次女を除いてはスピリチュアルにも関心を持つタイプ。しかしその次女はなぜか昔から家族に心を開こうとしない。ヘミシンクで「驚愕の前世」に触れたことで、その理由が分かったと言う。
つまり次女とは前世でも親子であり、不幸なことに次女が水に流され溺れ死ぬのを、なす術もなく見放してしまった過去があったらしい。それによって次女は「見捨てられた」というカルマを今生に引きずっており、それが現在の家族関係に影響しているのだと言う。
そのことを知った著者は大いに泣き、そして次女との共感を得ることになるのだが、その話が本当かどうかよりも、ヘミシンクの体験によって家族関係が改善されたのは素晴らしいことではないか。
その前世での出来事は、著者は次女、家族の今日にも大いに影響しているようで、スピリチュアルな言い方をすれば、やはり前世のカルマが今生に受け継がれていることになるのだろうか。
ヘミシンクで「フォーカス」というレベルによって、様々な世界を垣間見ることができるそうだが、著者はその高いフォーカスレベルにおいて、ガイドやハイヤーセルフと言った、高次元の存在とつながることができた。そこからメッセージを得ることができ、それをチャネリングと呼んでいる。
そしてそのメッセージを通して、仕事など現実生活まで変わったと言うのだから、この手の話も無暗に疑うことなく素直に受け入れるべきところはあるのだろう。
本書は余計な理屈などなく、ただ淡々と体験談と気づきをつづっているだけなのだが、それがゆえに出来事の生々しさが伝わり、最後まで一気に読むことができた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
友達の紹介がなければ、タイトルに恐れをなして絶対手にしなかった本。
まさにご縁で出会った一冊。
ごく普通(という表現にも多分に語弊はあるが・・・)のサラリーマン
の覚醒実体験を、非常に明晰に客観的に綴っている内容。
ヘミシンク、というアメリカのモンロー研究所(ロバート・モンロー氏)が
開発した音響技術を聞き始めた事によって起きた心の変化、そして人生の
変化を、誰にでも理解できる平明な表現によって、ひたむきな情熱で伝達
してくれる。
ヘミシンクでは、左右の耳からそれぞれ異なる周波数の音を入れる。
その周波数の差が脳に影響を与えることにより、左右の脳を同調、調整する
という画期的な技術だ。
これを読んで、
さて、では私の人生にいかなる影響があるのか、は未だ定かではない。
しかし、書いてある内容には逐一納得であるし、同じ登頂を目指す一つの
ルートとして有益である事実は、すとんと腹に落ちた。-
2009/07/29
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ヘミシンクを使うと前世の影響、トラウマの原因がわかるんだな。
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普通のサラリーマンがヘミシングによって体験した事が書かれています。
主観に頼り過ぎずに客観的な視点からかかれた文章はとてもわかりやすくて説得力があります。
非常に興味深く面白かったです。 -
会社員のおじさんがモンロー研究所のヘミシンクを体験し、体外離脱や過去世を見たり、チャネラーになっていく実話だそうです。
前世とか、見える人には見えるものなんでしょうね。 -
鈴木啓介氏の第二作目。
第一作目の「はじめてのチャネリング」の続編。
一冊で収まりきらなかった詳細や余談など、もっとくわしく知りたい方に丁寧に書かれています。 -
おもいきった 私の一歩
身近に こういった人は いるもの
ワークに参加して思った -
ヘミシンクの体験談。あまり内容はない。これで一冊の本にするのはちょっと苦しい感じがした。