- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784828414683
感想・レビュー・書評
-
本書の内容を100%理解できた訳ではないけど、自分に当てはまる事柄があると、興味を持って読めますね。
現代医学が切り捨ててしまったことを復活させたいのが、著者の願いのひとつだと感じました。それは、魂、心、身体がバラバラにされてしまったのを、古代の医学(ギリシャ・ローマ)等を参考に再び融合させることの大切さを、人々に知らしめたいということ。それはスピリチュアルな領域だし魂と霊の違いとかは分からなかったけど、所々に科学的エビデンス(出所は不明なものもある)も載っていて、それなりに読ませます。少なくとも"トンデモ本"の印象はなかったです。
感情が大事だと著者は言います。感情は抑えて、理性で思考した方が良い、ということはよく聞くこと(怒りを抑えるアンガーマネジメントとか)だったので、ちょっと意外。自分は"本当はどうしたいのか?"の声にきちんと耳を傾けよう、といっています。しかし、人間社会で自分に正直に生きたら、絶対衝突します。それを怖れないならそれでもいいのかもしれませんが(しかし、周りの人はいい迷惑でしょう)大概は難しいです。
そこで自分に浮かんだのは、日記をつけること。いま某番組で放送中の林芙美子の『放浪記』(日記文学というのだそう)や『アンネの日記』は、口に出したら、かなり赤裸々な内容を含んでいますね(アンネの方はそのイメージがかなり覆ります)。彼女たちは健康だっただろうし、どこででも元気に生きていけそうだと思います。少なくとも、本書で扱う病気の類いとは無縁だったんじゃないかと。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
態度
-
なんかうまくイメージできなくて理解しきれていないのだが、身体と心と魂の欲求が全て満たされないと病気になる模様。
タイトルの感情地図自体はほんの僅かなのだが、思い癖が身体に影響があることがわかった。
心あたりがズバリ当たってたので、事実かなと思う。
病気について心の動向に心あたりがある場合は参考になる本。
2017/02/24読了 -
感情が身体にもたらす影響。
現代の西洋医学ではあまり重要視されていませんが、東洋医学などでは重要なものと考えられています。
著者もことわっているとおり、遺伝的な部分など西洋医学的な観点はあまりかかれていませんが、西洋医学とこの考え方をあわせて、ご自分の身体を見つめなおすのには良い本だと思います。 -
若干内容が難しい。臨床でベースとして考えることは大事なこと。
頭のすみに入れておくとよいかも。
------以下引用------
健康とは肉体、心、感情、精神の4つのバランスがとれていることだと治癒ではみています。
治癒は気付くことから始まり、変わることで終了します。
病気は肉体にダメージを与えているだけでなく、心、エネルギー体、魂にも影響を及ぼすものであり、人間を形成する全要素の相互作用とコミュニケーションがうまくおこなわれていない状態である。
もし心に毒素が包まれていたら、肉体やエネルギー体は汚されてしまうでしょう。意外なことかもしれませんが、強い否定的な考えがたった一つあるだけで、汚染は始まってしまうことがある
デールカーネギー:「人はレモンをレモネードに変えることができる」