これからの思考の教科書 ~論理、直感、統合ー現場に必要な3つの考え方~
- ビジネス社 (2010年9月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784828415901
作品紹介・あらすじ
ベストセラー『はじめての課長の教科書』の著者が語る、ビジネスパーソンが成果を出すために身につける「ビジネス思考」のすべて。
感想・レビュー・書評
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統合思考を行うには?
→ベースになっているのが事実ではなく、単なる推測や思い込みになっていないか注意する
結論には具体性が必要
話の流れとして、結論、理由、証拠、結論詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ロジカルシンキングは垂直の思考であり、ラテラルと組み合わすことで横の広がりができる。
こうして立方体となった思考を球体に統合することが必要だ。
勉強になったが、実践に移せるかどうか。 -
何冊かロジカルシンキングに関する本を読んだが
ロジカルシンキングが皆が同じ回答を出すためのモノだと書いてあるのはこの本だけ。
おそらくはラテラル・シンキングとの差別化のためだろうがわかりづらい。
後挿絵もキモかった。 -
思考の幅を広げるためには必読
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思考法についてまとめられた本。
①ロジカルシンキング(垂直思考)
②ラテラルシンキング(水平思考)
③インテグレーションシンキング(統合思考)
インテグレーションシンキング
①気づき②言語化③関連付け④再定義の流れで考える
フレームワークを大事に物事を論理的に考える癖を
つけるべきである。 -
思考術の本はいくらでもある。しかし、この本の特徴的なのは生物学の知見と社会の構造をアナロジーでつなげているところにあるだろう。生存戦略という意味において、現代のビジネスと生物の歴史にはいくらかの相関がみてとれる。本書では、ヒトデを脳を持たない生物の例をして挙げ、これをビジネスでいう事業部制組織につなげている。対して、脳を持つと決めた動物から職能制組織へと話をつなげている。生き残っていくうえで生物から得られるものほど参考になるものはない。問題は生物たちが取得してきた工夫をどれだけ自分事(ビジネス)に落とし込めるかということだと思う。
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思考法をとてもイメージがつきやすいようにうまく説明した本。
ただし、同じジャンルの他の本に書いてないような新しいことは無いと思う。
ロジカルシンキングとか、こういう分野はどうしても苦手。
どの本を読んでも、実践に使えるようになる気がしない。。。 -
漠然と自然と行ってきた思考を明確にネーミングを記載し、分類して、思考について記載されている、まさに教科書であった。自然とできる思考だからこそ、その思考する力を意味あるものとして、活用していかなければ、不確定要素がとりまく今の現代を生きていくのは大変だ。
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思考の入り
学べる -
・「事実」「理由」「提案(結論)」という3つの基本的な要素以外の情報は、ビジネスの場においては、相手の理解を妨げる「ノイズ」になる。単刀直入なコミュニケーションは常識的な価値。
・ABCDEF:説得力のあるストーリーに必要
A (Analysis)分析
B (Because)原因
C (Comparison)比較
D (Definition)定義
E (Example)事例
F (Fact)事実やデータ
これ以外の余計なものが入っているとストーリーのわかりやすさが犠牲になる。強く意識して排除すべきなのが「私はこう思う」という自分の意見
・学びのプロセス
「気づき」→「言語化」→「関連づけ」→「再定義」という学びのステップは組織の中で分業が可能
・iマンダラート