これからの思考の教科書 ~論理、直感、統合ー現場に必要な3つの考え方~

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  • ビジネス社
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784828415901

作品紹介・あらすじ

ベストセラー『はじめての課長の教科書』の著者が語る、ビジネスパーソンが成果を出すために身につける「ビジネス思考」のすべて。

感想・レビュー・書評

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  • 統合思考を行うには?

    →ベースになっているのが事実ではなく、単なる推測や思い込みになっていないか注意する
    結論には具体性が必要
    話の流れとして、結論、理由、証拠、結論

  • ロジカルシンキングは垂直の思考であり、ラテラルと組み合わすことで横の広がりができる。
    こうして立方体となった思考を球体に統合することが必要だ。

    勉強になったが、実践に移せるかどうか。

  • 何冊かロジカルシンキングに関する本を読んだが
    ロジカルシンキングが皆が同じ回答を出すためのモノだと書いてあるのはこの本だけ。
    おそらくはラテラル・シンキングとの差別化のためだろうがわかりづらい。

    後挿絵もキモかった。

  • 思考の幅を広げるためには必読

  • 思考法についてまとめられた本。
    ①ロジカルシンキング(垂直思考)
    ②ラテラルシンキング(水平思考)
    ③インテグレーションシンキング(統合思考)

    インテグレーションシンキング
    ①気づき②言語化③関連付け④再定義の流れで考える

    フレームワークを大事に物事を論理的に考える癖を
    つけるべきである。

  • 思考術の本はいくらでもある。しかし、この本の特徴的なのは生物学の知見と社会の構造をアナロジーでつなげているところにあるだろう。生存戦略という意味において、現代のビジネスと生物の歴史にはいくらかの相関がみてとれる。本書では、ヒトデを脳を持たない生物の例をして挙げ、これをビジネスでいう事業部制組織につなげている。対して、脳を持つと決めた動物から職能制組織へと話をつなげている。生き残っていくうえで生物から得られるものほど参考になるものはない。問題は生物たちが取得してきた工夫をどれだけ自分事(ビジネス)に落とし込めるかということだと思う。

  • 思考法をとてもイメージがつきやすいようにうまく説明した本。
    ただし、同じジャンルの他の本に書いてないような新しいことは無いと思う。

    ロジカルシンキングとか、こういう分野はどうしても苦手。
    どの本を読んでも、実践に使えるようになる気がしない。。。

  • 漠然と自然と行ってきた思考を明確にネーミングを記載し、分類して、思考について記載されている、まさに教科書であった。自然とできる思考だからこそ、その思考する力を意味あるものとして、活用していかなければ、不確定要素がとりまく今の現代を生きていくのは大変だ。

  • 思考の入り
    学べる

  • ・「事実」「理由」「提案(結論)」という3つの基本的な要素以外の情報は、ビジネスの場においては、相手の理解を妨げる「ノイズ」になる。単刀直入なコミュニケーションは常識的な価値。

    ・ABCDEF:説得力のあるストーリーに必要
    A (Analysis)分析
    B (Because)原因
    C (Comparison)比較
    D (Definition)定義
    E (Example)事例
    F (Fact)事実やデータ
    これ以外の余計なものが入っているとストーリーのわかりやすさが犠牲になる。強く意識して排除すべきなのが「私はこう思う」という自分の意見

    ・学びのプロセス
    「気づき」→「言語化」→「関連づけ」→「再定義」という学びのステップは組織の中で分業が可能

    ・iマンダラート

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著者プロフィール

株式会社リクシス創業者・代表取締役副社長。
1972年東京生まれ。慶應義塾大学理工学部卒。
TIAS School for Business and Society
経営学修士号(MBA)首席取得。
商社にて新規事業開発に従事後、オランダの精密機器メーカーに光学系エンジニアとして転職し、オランダに約9年在住する。
帰国後はフリービット株式会社(東証一部)の取締役(人事・長期戦略担当)を経て、2016年、ビジネスパーソンのための仕事と介護の両立支援サービスや人工知能を用いた高齢者支援サービスを提供する。
株式会社リクシスを共同創業。
認定NPO法人カタリバ理事、プロ野球選手会顧問なども兼任。
過去には事業構想大学院大学特任教授、新潟薬科大学客員教授なども歴任している。

「2021年 『リーダーシップ進化論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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