長生きしたければ、原材料表示を確認しなさい! ~わが子を食品添加物から守るハンドブック~
- ビジネス社 (2017年5月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784828419541
感想・レビュー・書評
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1.健康でいる方法を考える。
消費者は原材料表示でどこを見逃しているのかを探る。なぜここまで著者は添加物を毛嫌いするのか。
2.消費者が添加物について知っていることはごくわずかです。名前さえ変えればイメージが良くなって「安全そう」と思ってしまうことが現実問題です。そんななかで、本書は、添加物に対してしっかり理解し、身近なところではこんな風に使われている。どんな試験をして私たちの食卓に並んでいるということを書いています。著者自身が添加物について精通しており、添加物についてわかりやすく書いています。そのため、読みやすくなっているのですが。化学用語がでてくるため、読み直すことが大切です。日常で、辞典代わりにでも使える一冊です。
3.典型的なアンチ添加物論を唱える著者でしたので、覚えることとしては、添加物を暗記する必要があることくらいでした。
ただ、著者も述べているの様に、消費者側も知識がなければならないということです。どの国でもそうですが、大企業と政府は必ず繋がっており、消費者をだます意図があると考えなくてはいけません。それを踏まえたうえで、商品を選択していかなければなりません。ただ、大企業だけが悪いわけではありません。供給側がひっ迫した状況になっていることも事実です。
添加物は人間に恩恵をもたらしていることを踏まえたうえで、食品を選択していけるように、今からでも勉強を始めてほしいと私も願っています。
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扇情的な表現が多く不愉快。食品に添加してよいと認可が出ているものの大半は、短期的な面の安全はクリアされているはずだから、むしろ長期的な摂取でどうなるかといつ部分を書くべきなのに、「食べたら翌日に死ぬ」みたいな非現実的な表現が目立ち閉口してしまった。特に、「運転中に(グリシンが添加された食品を)食べると、(眠くなるので)居眠り運転で死亡する可能性がある」という表現はいかがなものか?この文章を読んだ感想が「わざわざこんな書き方しなくても」や「そう言うなら少なくとも居眠り運転の死亡率のデータを出せ」でなく「グリシン摂ったら死ぬんだ!」になるような「素直な」読者層を想定している。