封印された中国近現代史

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  • ビジネス社
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784828419893

作品紹介・あらすじ

中国人にとって歴史は政治である!教科書から抹殺された「日本人のための」新しい中国近現代史。

感想・レビュー・書評

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  • タイトル通りの本でした。読んで良かったし、とても読みやすい!著者の本は満州の本を読んで以来でしたが、今後も読んでみたいと思う方です。
    本当に関連があることや、アジア全体が関係していることなど、中国をテーマの主軸とし誰も語ってくれなかったことを書いてくださっています。

    中国は歴史の長い国で、近隣国はみなお手本とするくらい大変進んだ国でした。日本人がまだ狩猟民族のときにあちらはもう法令があると言うその差は歴然としたもの「だったのに」
    バタバタと悪循環して中国という名前で現在がある。
    なぜその名も中国というのか、こちらで「支那」から中国と呼ばれることになった経過を知れたのは大きな収穫でした。
    第二次世界大戦の中国の部分は著者の範疇ではなく一切語っていないのにも関わらず、しっかり繋がっているしロシア、朝鮮がどう関係して現在のアジアにおける中国になったのか理解することができました。
    閔妃についてはもっと知りたいと思っていたので、こちらを読んでより詳しく知ることができました。

  • 歴史は、日本にとっては事実だが、シナにとっては政治であり、半島にとってはファンタジーである。

    その、シナの政治部分を取り上げる。
    近現代史というが、シナの立ち上がりの勉強にもなる。
    勝ったものが作るものが歴史。
    そんな国と、エヘヘって、媚び売ってる国内のパンダハガーが作って来た我が国の教育。

    中国72年の歴史なんかに、負けてる場合じゃないよ。

  • 2018/02/16:読了
     面白そうと思って読み始めたが、期待通り。
     最近読んだ中では、1番の本だった。

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著者プロフィール

1952年和歌山県生まれ。京都大学文学部卒、大阪大学大学院博士課程修了。博士(学術)。東京外国語大学・常磐大学・国士舘大学・東京大学などの非常勤講師を歴任。最近は、ケーブルテレビやインターネット動画で、モンゴル史、中国史、韓国史、日本近現代史等の講義をしている。
著書に『モンゴルの歴史』(刀水書房)、『最後の遊牧帝国』(講談社)、『世界史のなかの満洲帝国と日本』(以上、ワック)、『真実の中国史』(李白社)、『真実の満洲史』(ビジネス社)など多数。

「2016年 『教科書で教えたい 真実の中国近現代史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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