新装版 3日食べなきゃ、7割治る!

著者 :
  • ビジネス社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784828420028

感想・レビュー・書評

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  • 健食のCMのように疑わしい内容でしたわ(笑)
    こんなにスゴイんだよ、とあっちこっちの本から色々引っ張って来て繰り返すも根拠としてはイマイチ。大袈裟な分、胡散臭さもひとしお。
    こんなタイトルからして怪しい民間療法本を手に取ってしまった自分は相当弱ってるよな、騙されんよう気をつけよう、と眉毛にツバつけつつ読了。
    せやけどアタシ、薬と病院がキライやねん。・・・試してみてもええかな、とちょっと思ったり。

  • 今まで「健康になるために、病気は薬で治す」と思い込んでいたので、この本を読んで驚いた。
    嘘みたいだけど理にかなっているので試してみた。

    結果、
    思春期(女子)の12歳から14年間、皮膚科に通い続けステロイド漬けで治らず悩んでいたアトピーが
    半年から1年で治った。

  • 効能ばかりで 知りたかったやり方が ほとんど無くて 残念

  • うまいこと
    折り合いつけて
    断食を
    やってみる価値
    あるかもしれぬ

  • 基本的な生活習慣の改善で病気しない身体を作ることができる。薬とか病院に頼らないように生活を変えていくきっかけになる

  •  うーむ、もったいないなあと思いました。
     
     世の中には本当に多くの健康本が溢れかえっています。ダイエット本から始まり、一つのメソッドに固執した”これだけですべて治る”的な紹介本、栄養士が書いた本、医師が書いた本、あるいはジャーナリストが書いた本。どれを読んで、何を信じればいいのかよくわからなくなります。
     
     そんな中で、当書はまさに”これだけですべて治る”的な題名で、私にとっては眉唾的な第一印象を与えた本でした。
     
     方向性は私個人は大好きな方面です。断食、いいじゃないですか。私はやったことがありませんが、大変興味があります。断食ではないですが私も一日2食くらいで過ごしており確かに体の調子はいいです。また、ヨガのファンですし、ケトン体っていうんですかね?食べないことで体内の糖新生を促したりとかっていうロジックと通底するところを著者の本から感じます。
     
     また、いわゆる陰謀論的な見方が色濃く出ており、これも方向的には大好きです。1935年に小食をレポートした米国のマッケイ論文が当の米国で無視されたのは『ロックフェラー財団等による医療独占体制』(P.105)が原因であり、『”彼ら”にとってマッケイ論文は、じつに都合が悪かった。』(P.105)や、その後1977年に発表されたマクガバンリポートが黙殺されたのも同様で、『食べる量を半減すれば、売り上げも半減するからです。病人が激減すれば、医療利権も激減します』(P.124)、と述べている。
     
     ただし、個人的にはやはり断食のロジックが明確に説明されていないところがとても引っ掛かるのです。断食によって記憶力が上がった、がんが治った、効果があった、まあ良しとしましょう。ではその仕組みはどうなのか。そこが明らかになっておらず、先人である幸田医師や阿部医師の著作からの引用で済ましている点はどうしても気になります。効果があるとすれば分子レベルで何らかの作用が起きているのでありそこが知りたいのです。
     動物性たんぱく質が良くないと主張するのも良いです。ただし論拠も示せずに動物性たんぱく質は発がん性物質だ、と言われてもやはり何で?となってしまうのです。
     
     著者は医師ではなくジャーナリストですし、医療的なデータにアクセスしづらいのかもしれません。ただ、とはいえ断食でがんも治りEDも治る・すべてハッピー、という総花的な内容で終始するよりもEDならED、がんならがんとして取り扱うトピックを絞り、分子レベルで断食がどうして効果を生むのかを説明した方がより説得力がある本になるのかなと個人的には思いました。
     
     陰謀論として読むのなら面白く読めます。健康本として読むのであれば少し説明が足りないかなあと思います。

  • 様々な文献を掻い摘んで、手っ取り早く断食のメリットを知りたい人に良い。

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著者プロフィール

医療ジャーナリスト。1950年、福岡県生まれ。九州大学理学部中退、早稲田大学第一文学部卒業。学生時代から消費者・環境問題に関心を抱く。日本消費者連盟スタッフとして活動の後、1986年、独立。以来、精力的に執筆、評論、講演活動を行っている。毎日の習慣、「筋トレ」をかかさず73歳という年齢ながら驚異的に若いマッチョな肉体を誇る。主な著書に、『買ってはいけない』(共著・週刊金曜日)、『あぶない化粧品シリーズ』(三一書房)、『できる男は超少食』『10年後、会社に何があっても生き残る男は細マッチョ』(以上、主婦の友社)、『年をとっても ちぢまない まがらない』『老人病棟―高齢化! こうしてあなたは“殺される"。』『まちがいだらけの老人介護―心と体に「健康」をとりかえす82の方法』(以上、興陽館)、『未来を救う「波動医学」』(共栄書房)などがある。

「2023年 『[新装・普及版]60(カンレキ)すぎたら本気で筋トレ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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