- Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
- / ISBN・EAN: 9784828420066
感想・レビュー・書評
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ヤバい状況ですね、日本。。。増える高齢者、社会負担、減る出生数、労働人口等等。フランス在住でよくTVでリモート出演されている方が、”なるべく早めに日本から脱出した方がいい”、という様な趣旨のコメントをされていた理由がよ~く判る本です。逆をいうと、この本の最終章で書かれているAIの活用やコンパクト化等の提言をヒントにビジネスチャンスを広げる企業が出てくるし、その様な企業が絶対に必要だと感じました。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/748332 -
☆令和2年度先生が選んだイチ押し本☆
請求記号 334.31/Ka
所蔵館 2号館図書館 -
未来の年表の簡易版といったとこ
未来の年表を読んだ人には、物足りないかな。
日本の未来を知るの取っ掛かりとしは、よいかも -
サービス施設の立地する確率が50%及び80%になる自治体の人口規模、のグラフが面白い。うちは8000人くらいだから、ハンバーガー店はないのね…遊技場を除いて合ってます…あ!
パチンコ屋さんはあった! -
ベストセラーの『未来の年表』の著者による『未来の年表』の副読本。
グラフやイラストが多く、ページ数は111ページと少ないのでサクッと読めた。
ただ、ページ数が少ないといっても、日本の未来がどう危機的な状況にあるのかは詳しくまとまっていて、図解が多い分、分かりやすくなっていたように思う。
『未来』というと明るく希望をもったイメージがありそうだけど、最近の中高生はそんな風に思っていない子も多いらしく、逆に『未来』と聞くと暗澹たる気持ちになる子もいるらしい。正直、どの将来予測よりも、この話が一番、日本の未来は危機的状況なんだろうなと思った。
この本にもあったけど、将来的に居住エリアを狭めて、非居住エリアの対象に住んでいる人には引っ越してもらう必要があるんだろうなと思った。愛着があって離れたくないと思う人もいるだろうけど、そのほうが非居住エリアの人のためにもなるだろうし、コストもおさえられる(最悪、非居住エリアは住んでもいいけど、水道や電気といったインフラは流さないとするのがいいのかも)。
後、ちょっと辛いなと思たのは、日本人男性は平均寿命は80.98歳なにたいし、健康寿命は72.14歳という話。その間の8.84年は介護期間となるらしい。長生きしても、健康寿命が短かったらあまり意味ないよなと思った。
後、岡山県の奈義町や兵庫県の明石市といったように、自治体単位では合計特殊出生率の上昇や人口増加がしている場所もあるというのに、国単位ではこういう自治体を参考にした取り組みってやってないのだろうか。いまいち、少子化対策に本気で取り組んでいる印象がないのだけど。
ただ、この本にも買いてあったけど、少子化と高齢化は因果関係が無いのに、日本はその両方が悪化してしまっているから本当にまずいのだろうなと思う。実際、合計特殊出生率だけを見ると日本より悪い国は結構あるけど、高齢化率だけで見ると日本が圧倒的に1位らしい。
世界の合計特殊出生率 国別ランキング・推移:https://www.globalnote.jp/post-3758.html
世界の高齢化率(高齢者人口比率) 国際比較:https://www.globalnote.jp/post-3770.html
そういう意味では、やっぱりまず解決しなきゃいけないのは高齢化問題なのかもしれない。残念だけど。