「反中」亡国論

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  • ビジネス社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784828423081

作品紹介・あらすじ

コロナ禍でも着々と膨張する中国の知られざる実像を
現地からの独自情報をもとに徹底的に描き出す!

テレビ、ラジオ、新聞、雑誌でおなじみのNo.1チャイナウォッチャーが徹底解説!

感想・レビュー・書評

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  • 著者は親中スタンスをとることが多いことを念頭に入れる必要はあるが、おおむね中立的な進展から米中対立の背景、中国との距離感の在り方を論じている。偏りの目立つ日本のメディアの情報のみで視野が狭くならないようにする上では便利な一冊

  • どの報道を見ても画一的な対中観にちょっと違和感を感じていたからか、こういう議論も必要。落ち着いて「相手の真実を見極める」姿勢が必要ですね。今日の西側社会も「受けから目線」でいられる?圧倒的に西側の情報が多いわが国でステレオタイプでない、受け売りでない「しっかりした情報」に基づく議論が必要であると感じました。「発展」「国民を豊かにすること」。これを軸に見ていくと読めてくる面もあるかと思います。

  • 週刊誌の書評をみて読んでみたもの。

    我々の気質的に、「反中」とか「反韓」といった、やや感情に訴えたものの見方に偏ってしがいがちなのだが、もっと冷静に客観的に物事をみるべき、という点において、わかりやすい解説書でした。

  • 普通

  • <目次>
    はじめに
    第1章米中デカップリングの表と裏
    第2章アフターコロナのカギとなる脱米戦略
    第3章中国流民主主義の貫く習近平独裁
    第4章絶対に報じられないウイグルと香港の不都合な真実
    おわりに

    富坂氏の論調は、全体的に自分にフィットしている。

    確かに中国の優先は、人民を食わすことで、自国で
    経済発展をすることであるのは、肌感でわかる。
    一方で、中国人の考えには、自分達こそ世界の中心で
    あり、この200年くらいはたまたま他国が覇権を
    持っているだけ、と考えている。
    自分は、天下国家を論じる器の人間ではないので、
    これまで通り中国の人々と一緒に仕事をしていきたい
    と単に思うだけである。

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著者プロフィール

1964年愛知県生まれ。北京大学中文系に留学した後、
週刊誌記者などを経てフリージャーナリストに。
94年『「龍の伝人」たち』(小学館)で、21世紀国際ノンフィクション大賞
(現・小学館ノンフィクション大賞)優秀賞を受賞。
新聞・雑誌への執筆、テレビコメンテーターとしても活躍。
2014年より拓殖大学海外事情研究所教授。
『反中亡国論』『中国がいつまでたっても崩壊しない7つの理由』
『「米中対立」のはざまで沈む日本の国難』(以上、ビジネス社)、
『感情的になる前に知らないと恥ずかしい中国・韓国・北朝鮮Q&A』(講談社)、
『トランプVS習近平 そして激変を勝ち抜く日本』『風水師が食い尽くす中国共産党』(以上、KADOKAWA)など著書多数。

「2023年 『それでも習近平政権が崩壊しない4つの理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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