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- Amazon.co.jp ・本 (323ページ)
- / ISBN・EAN: 9784828830933
作品紹介・あらすじ
ポスト・モダンの嵐は批評に何をもたらしたのか-閉ざされたシステムあるいは言説空間から《外部》に出るために、絶えずトポロジカルに移動し反転しつづける著者の批評活動を集成した注目の評論集。
感想・レビュー・書評
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2009/12/14
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手もとの本は、1989年刊行の福武文庫版。底本は、1985年、福武書店刊行の単行本。
採録作は、1977年〜1984年中に書かれた短文。
著者自身による「文庫版へのあとがき」によれば、「1984年は、いわゆる『ニュー・アカデミズム』の全盛期だった。こういうこともすぐに忘れられるから記しておく」とのこと。「私はアメリカから帰ったばかりで、このにぎやかな騒ぎに反撥を覚えて、『批評とポスト・モダン』というエッセイを書いた。私も『ニュー・アカデミズム』の教祖の1人といわれていたからだ」とも。
1977年は、著者が1年半ほどのアメリカ滞在から帰日した年。著者は、1980年、1983年のそれぞれにも、半年ほど渡米している。80年はイェール大へ、83年はコロンビア大へ。 -
2008/1/20購入
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