満月を喰らうもの (富士見ファンタジア文庫 139-1 鞍馬天狗草紙 1)
- KADOKAWA(富士見書房) (2003年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829115435
作品紹介・あらすじ
「あなたを待っていました」青く輝く満月の夜。天翔丸の前に降り立った異形の男、陽炎はそういって少年に手をさしのべた-。「あなたは人間ではない。鞍馬を護る者。鞍馬天狗です」貴族の父の庇護と、優しい母の愛に包まれた生活。そんな天翔丸の平和な日々は、男の言葉によって終わりを告げた。陽炎は、すべての人々から天翔丸の記憶を消し去り、少年からすべてを奪った。将来の希望も、最愛の母も。冷酷そのものの陽炎の目的はただ一つ。この世界に鞍馬の守護者を復活させること。陽炎への復讐を誓う天翔丸は、宿命に導かれるように、鞍馬へと足を踏み入れる。死と闇の世界、鞍馬へ-。妖怪、魔怪、そして人の欲望が織りなす妖しの世界を、天翔丸が駆け抜ける!熱き妖怪成長譚、ここに登場。
感想・レビュー・書評
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他、「天空を翔けるもの」の二作で打ち切りのようです。
三巻以降は某小説投稿サイトにて2012年より現在(2013年夏)までに四作発表されているようです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中二の初めに読みました。純粋に面白すぎて2、3回続けて読み返した記憶があります。
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古本屋で見かけてなんとなく買って見ました。まぁ、表紙に釣られたと言って間違いではないようなw
主人公がマザコンで直情的というちょっと見ててハラハラというか、もう少し考えて行動しろというか、結構危なっかしいんですが、真っ直ぐな所は嫌いじゃない。
特別な存在だけど、「強くなる」のは簡単じゃないという描写は好感が持てる。 -
どうか続きをお願いします
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甘ったれマザコン無知無謀わがままな少年という、ある意味典型的主人公です。<br />陽炎がかっこよかった分余計に。<br />でも最後はがんばってて良し。
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山本ヤマトさんの絵で釣られ、天狗と聞いて買いました。そのままズルズルと愛読者に早変わり…(笑)
面白いです。 -
いかにもオタ小説だけどまんまとはまった。
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陽炎がものすごくツボです。