つづくオン・マイ・オウン (富士見ファンタジア文庫 か 3-1-7 フルメタル・パニック)
- KADOKAWA(富士見書房) (2004年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829116593
作品紹介・あらすじ
「もう無理だと思うよ」その言葉が、まるで呪文であったかのように、宗介の周りのすべてが変わり始めた。宗介の警護をかいくぐり、かなめの部屋に現れたレナード。彼は、かなめを"アマルガム"へと誘い、"ミスリル"全面攻撃を告げた。そして-予告は現実となる。その日、磐石と思えた"ミスリル"が、宗介とかなめの九か月間を見守った街並みが、"アマルガム"の猛攻に震えた。「彼女は、絶対に守る」。絶望的な戦いの中、宗介はただひとり死闘へと向かう。
感想・レビュー・書評
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終盤に差し掛かってきて、ミスリルの壊滅・かなめが連れ去られ・宗介は級友に真実を明かしかなめを連れて帰ると宣言して学校を去る。
今後の展開が気になりすぎる。
シリアスな展開ばかりでコメディ要素なし。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「鬱展開」ではないけど「急展開」すぎる。心の準備ができないまま、どんどん状況が悪くなっていく。容赦ない展開に、相手も本気を出してきたというのが嫌と言うほど分かる。全てが死亡フラグに見えてくるくらい、、
絶望的な状況で精神的にも追い詰められている中、前を向き続ける宗介の姿が、読んでいて眩しかった。ウジウジ悩まない宗介、良い!そして、それと同じくらい林水も良い!
それにしても、ミスリルって意外と脆かったの?それともアマルガムが今までミスリルのことを相当侮っていたの?と疑問に思えるくらいのやられっぷり。ここからどう巻き返すのか…。そろそろカリーニンのこともスッキリさせたいなー。 -
【再読】平和な日常に終わりを告げるシリーズの『転』が来た今回。”アマルガム”によって<ミスリル>の各拠点が一斉に攻撃されるだけでなく、陣代高校も未曾有の危機に曝される。そんな状況下でも『日常を守る』べく奮闘する宗介と、『自分のせいで』と自責の念を抱くかなめのすれ違いが切なく、かなめを含む『日常』を失っても誰一人諦めることなく前へ進もうとするTDD-1隊員たちと、孤独な道を行く宗介の想いの強さに熱くなった今回です。宗介が最後にクラスメイトたちに「けじめ」を付けるシーンは、何度読んでも涙が込み上げてきます。
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ひっくり返る話し
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急展開!最高に面白かったー!日常が破壊されていくなかでの宗介の決意は熱いものがあって泣けた!林水の登場はこれまでの長編の世界観と短編の世界観をつないでいるように見えた!
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こんな命がけで人を想ってみた~い。きゅーん。無線シーンに心が締め付けられました。なんてな。
テッサがどんどんと強くなっていく。強かで頭が切れて、部下想いで・・・・・・なんと美しい女性。 -
アマルガム総攻撃のお話。メインキャラは多少都合がいいものの、基本的に容赦ないのがいい。
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旧版