殺×愛 0 ―きるらぶ ZERO― (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • 富士見書房
3.29
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本棚登録 : 151
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829117316

作品紹介・あらすじ

待っていたよ-きみを。僕は微笑む。僕の心臓を剣で貫いた、対天使兵器の少女に。それでも死なない僕に驚く、サクヤと名乗った彼女に。それから、用意していた台詞を囁く。「僕と恋愛をしよう。世界を救うために」ある日突然始まった、世界滅亡。"天使"と呼ばれる謎の存在が、人も街も壊してしまうのが、今の現実。そして、世界滅亡をふせぐ方法はただひとつ。とある事情で不死身の僕、椎堂密が、相思相愛の相手に殺されることだけ。僕は待っていた。僕は殺しに来るはずの、対天使兵器のことを。僕の"本当の望み"を叶えるためには、その力が必要不可欠。だからサクヤに恋を囁く。『僕を殺したいだろ?』と繰り返す。彼女を縛りつけ…利用するために。殺すために恋をして×死ぬために愛し合う-これはそんな風に、世界を救おうとする恋物語。

感想・レビュー・書評

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  • 待っていたよ―きみを。
    僕は微笑む。僕の心臓を剣で貫いた、対天使兵器の少女に。それでも死なない僕の驚く、サクヤと名乗った彼女に。
    それから、用意していた台詞を囁く。「僕と恋愛をしよう。世界を救うために」
    ある日突然始まった、世界滅亡。《天使》と呼ばれる謎の存在が、人も街も壊してしまうのが、今の現実。そして、世界滅亡をふせぐ方法はただひとつ。
    とある事情で不死身の僕、椎堂密が、相思相愛の相手に殺されることだけ。
    僕は待っていた。僕を殺しにくるはずの、対天使兵器のことを。僕の”本当の望み”を叶えるためには、その力が必要不可欠。だからサクヤに恋を囁く。『僕を殺したいだろ?』と繰り返す。彼女を縛りつけ……利用するために。
    殺すために恋をして×死ぬために愛し合う―これはそんな風に、世界を救おうとする恋物語。

  • なるほど読者投票で1位をとるだけあって面白い。天使という異形の化け物が地球の各地を襲うようになり、ラグナロクが間近に迫る。そんなラグナロクを呼び起こした少年と、彼の周りの恋愛話。

    設定だけでは「エヴァンゲリオン」「蒼穹のファフナー」「最終兵器彼女」あたりを思い出すが、まぁ無理やり思い出した感じ。そんな記憶を呼び覚ますほどじゃないです。大いなる悲劇と力を負いつつ、普通の学生生活を送ろうとする主人公が厨二っぽくて素敵。男女の恋愛が、女の子からの一方通行ハーレムではなくちゃんと描かれているのも好感度まる。これからどんな恋愛模様が描かれるのか楽しみである。

  • 愛し合わないと殺せない・・・。
    なるほど。タイトルの意味はそこか・・・。
    でも、そんなことができるのかと疑問にも思うわけで。
    ただ、内容としてはかなり面白いので、次巻も読もうと思ってる。

  • こちらも図書館で借りたのみ。
    シリアス×ラブといったところでしょうか。
    最近のアタリ作。

  • あらすじだけにひかれて図書館で借りました。
    正直言って駄作。
    ……なのになぜか読まされてしまいました。
    いや、駄作ではないんです、ただ主人公がうざいんです、そして語り部が主人公だからさらにうざいんです。
    結末もよめてしまいましたが、それでもなぜか全部図書館で借りて読んでます。なんでかねぇ。
    にゃみちゃんはかわいい。

  • なぜか1巻なのに0巻のきるらぶ
    普通は0巻とか番外編とかに使うものではと思いますが気にせず感想
    自分はあまりこの天使が街や人々を回収していくという設定はなんか強引というかあんまり好きじゃない設定なんですが、まあ普通に面白いです!主人公は性格が曲がっていて感情移入しにくい・・・
    内容よしてはかなり面白インですが、せっかく思いを通じ合った二人1行で簡単に殺されるとは思わなかったw
    これだとどんどんキャラが少なくなるのではとか心配しました〜
    内容としてはとても面白い!
    ですが、気になる点がいくつかあるのが残念

  • こんな綺麗な作品は読んだ事無いってくらい斬新で新鮮な本です。読み終わった後は何ともいえない感じになります。今まで読んだ本で一番いろいろな意味で嵌りました。

  • 表紙のバカさかげんに騙されてはいけないよ<br>
    真面目に面白いです。コレ<br>
    引き込まれる。何の変哲もない文章なのに<br>
    設定もうん?と首をひねりそうなのに<br>
    面白いね。<br>
    これからの展開が楽しみ<br>

  • もう傑作の予感がひそひそ感じました。

    世界の終わりを見届けるものである主人公。彼を愛さなければならなくなったサクヤ。そう彼女は世界のため、自分の使命のために彼を愛し、そして彼をころさねばならないのだ

    とまあ、もう始まりの巻から終わりがすごいことになるのが予想できます。

    いうまでもなく、傑作の予感。

  • 結構読みやすかったです。
    まだ一巻しか読んでませんがこれから読んでいく予定。

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著者プロフィール

2001年第13回ファンタジア長編小説大賞にて『ラッシュ・くらっしゅ・トレスパス!』で佳作を受賞しデビュー。『電撃文庫』より「らぶちゅー!(イラスト:なつめえり)」、「嫁にしろと迫る幼馴染みのために××してみた(イラスト:konomi)」を出版。

「2019年 『天華百剣 -煌- 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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